タグ

2011年8月2日のブックマーク (7件)

  • 絶望的な日本の政治:激烈な選択肢  JBpress(日本ビジネスプレス)

    既に過去5年間で6人目の首相に我慢している日は、7人目の首相の誕生が延び延びになっている。 目下、回転ドアの内側にいる菅直人首相は6月初旬、国会(衆議院)の不信任決議案の投票で執行猶予を得るのと引き換えに早々に辞任する約束をして、ドアの内側にとどまっているに過ぎない。 退陣をダラダラと先送りする首相のやり方は、野党・自民党にとっても、与党・民主党内の仲間にとっても腹立たしいものだ。 与野党が恐れる首相居座りと解散総選挙 敵対する政治家(事実上、政治家全員を含む分類)にとって、それは恐ろしいことでもある。日が福島第一原子力発電所での災害対応に四苦八苦している中、菅首相は日は原子力発電への依存度を下げる必要があると主張して、反原発の信念を掲げてきた。 奇妙なことに首相はその後、政府の方針ではなく個人的な見解を示しただけだと述べて、この主張を後退させた。しかしほかの政治家は、菅首相は辞任す

  • 共和党のゴネ勝ち、最大の敗者は大統領  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年8月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国財政の緊急事態は、債務残高の上限を引き上げる法案が連邦議会の上下両院を通過し、バラク・オバマ大統領が署名するまで終わらない。今月2日の期限までに、これがすべて実現する可能性はある。この原稿が印刷に回る時点で、交渉はもう少しでまとまりそうだった*1。 簡単なことを複雑にするワシントンの才能は別として、何ごとも当たり前だとは思わない方がいい。だがここでは、意識を集中させるために市場が騒いでも騒がなくても、交渉が成立すると仮定しよう。果たして、その結果はどのようなものになるだろうか。 まず経済にとっては、債務不履行(デフォルト)が回避されたという安堵感がひとたび後退してしまえば、良い結果とは言えない。そしてオバマ大統領の評判と再選の可能性にとっては、「悪い」と「最悪」の中間くらいの結果だろう。 米国経済に新たなリスク要因 デフォルトを防

  • 社説:ユーロ圏の最前線に立つスペイン  JBpress(日本ビジネスプレス)

    スペインの社会労働党政権を率いるホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相は7月29日、難しい決断を下した。議会を解散して、当初予定より4カ月早い今年11月に総選挙を行うと発表したのだ。 この国は今、ユーロ圏のソブリン債務・銀行危機の最前線に立っている。向こう4年間に必要な厳しい政策を実行に移せる強力な政府が求められる。 サパテロ政権は2010年5月以降、ユーロ圏のトラブルに起因する試練に精力的に対応してきた。 ただ最近は、息切れの兆しが見られるようになっている。景気悪化のために人気を落とした首相は今年4月、首相再任を目指さない方針を明らかにした。5月には社会労働党が地方選挙で大敗を喫した。 現在の政府は議会で過半数を獲得しておらず、2012年度予算の審議で悪戦苦闘を強いられる可能性があった。先週までには、サパテロ氏の手綱がさらに緩むのを見守るよりも有権者に信を問う方がよいように思われた。 緊

  • 生き物の決定的な瞬間をハイスピードカメラで撮った美麗な写真いろいろ

    フクロウやカエル、テントウ虫といった生き物たちが捕を行う瞬間など、生き生きとして躍動感があり、生命が輝いているかのような生き物の写真です。これらはすべて写真家のScott Linsteadさんがハイスピードカメラを使って撮影しました。 The photos of wonderful moment of animals by Scott Linstead | Easy Life, Happy Smile 1:テッポウウオが昆虫へ向けて水鉄砲を発射した瞬間です 2:カメレオンが舌を伸ばして獲物を捕しています 3:テントウ虫が花から離陸した直後の様子 4:水滴と共にカエルが飛び上がった瞬間 5:水上を走るトカゲ 6:青い鳥が木の枝に着陸する寸前です 7:ミサゴが急降下して獲物を捕らえています 8:花粉を空中にまき散らしながら、花に着陸する直前の蜂 9:猛吹雪の中を突き進むフクロウ 10:フク

    生き物の決定的な瞬間をハイスピードカメラで撮った美麗な写真いろいろ
  • 債務上限引き上げでもドル売りは続く ドルに銃口を向ける為替トレーダー JBpress(日本ビジネスプレス)

    米国の債務上限引き上げを巡るワシントンでの交渉の行き詰まりを受け、世界一規模が大きく最も流動性が高い金融市場の為替トレーダーたちがドルに銃口を向けるようになった。 ドルは世界的な準備通貨として、1日24時間取引される外国為替市場で支配的な存在だ。 だが、米議会が8月2日の期限前に債務上限を引き上げず、米国債が格下げされてトリプルA格付けを失う公算が強まるのではないかという懸念から、ドルは大きな打撃を受けた。 大きく揺らぐ「安全な逃避先」としての地位 また、ドルは米国の株式と債券を支える世界的な投資フローを結びつける通貨であり、1997年の債務危機の最中のアジア通貨の動きと同じように、ドルはデフォルト(債務不履行)と格下げの恐れに最も敏感に反応する資産クラス(投資対象となる資産の種類)の1つになっている。 「通貨は他の資産クラスを結びつけるすべての投資フローの交差点で、外国為替市場は驚くほど

  • 日本化する欧米諸国 債務とデフォルトと政治の麻痺 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年7月30日号) 西側諸国のリーダーシップの欠如は恐ろしい――それと同時に馴染みのあるものだ。 政府の信頼性は債務の支払いを守るという約束の上に成り立っている。ここ数週間のドラマの結果、西側諸国では、何よりも大切なその誓約が崩れつつある。 ギリシャをユーロ圏にとどめておこうとする欧州の苦闘と、債務上限の引き上げを巡る米国の瀬戸際戦術は、投資家にあまり魅力的ではない選択を迫っている。 デフォルト(債務不履行)に陥るかもしれない通貨を買うべきか、それとも崩壊する可能性のある通貨を買うべきか、という選択だ。 今回の経済危機の初期段階では、西側の指導者たちは、部分的にしか自ら招いたわけではない混乱を、それなりにうまく後始末した。それが今では、政治家自身が問題となっている。米国でも欧州でも、政治家たちは景気の下降局面を不況に発展させかねない行動を見せている。 西側の指導者

  • 危機脱出からほど遠いユーロ ユーロ圏に連邦制の未来はあるか? JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年7月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 止むを得ない事情でコラムの執筆を休んでいる間、筆者は、最近の出来事に後れを取らないよう努めた。膨大な数のや分析、講演の原稿に目を通すというよりも――それでは肝心の事や睡眠と両立しなかった――、むしろギリシャが2001年にユーロに参加していなかったらどうなっていたかを熟考してみた。 同じような省察は、ポルトガルのような他の周縁国にも当てはまるかもしれないが、スペインやイタリア、アイルランドに関しては修正が必要になるかもしれない。 ギリシャがユーロに参加していなかったら、どうなっていたか まず言っておきたいのは、ギリシャ政府もギリシャの民間部門も、これほど長い間、ドイツの金利で借り入れを行うことはできなかっただろうということだ。 ドラクマの割引率は1990年代に14.5~21.5%で推移していた。それに取って代わったのが、2002年

    oyoyom
    oyoyom 2011/08/02