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2012年6月27日のブックマーク (6件)

  • 国会の壮絶な茶番の陰で繰り広げられている対決: 極東ブログ

    昨日の国会は壮絶だった。これまで国会の怒号・乱闘だの深夜の牛歩だとフルコースでひどいものを見てきたと思っていたが、昨日は格別の一品だった。そもそも国会の体をなしてなかった。定員削減の司法判断を反映しないからそもそも違法だという斜め上の話ではない。まずもって国会が国民代表の熟議の場になっていないのである。国会の議論でも民主党党内の議論でもなく、党間の密談でやっちゃえって、なんですか、これ。 戦前の大政翼賛会ってこういうものだったのだろうなと感動を新たにしたのだった。 マニフェストを自ら堂々とご破算にした民主党は今後どんな政策を打ち出してもギャグにしかならないから、もう二度と国政に復活する目はないと思う。麻生さんがあれだけ景気に配慮していたのにそれを忘れて、弾力条項打ち消した消費税増税をそのまま飲む自民党も、自滅。なにが野党だよ。政権受け皿になってないじゃん。 こんな国会には参加できないとして

  • 改めて確認された財政再建をめぐる原則:日経ビジネスオンライン

    6月6日の午前、突然電話で「8日の衆議院社会保障と税の一体改革に関する特別委員会の参考人として出席してもらえるか」という打診があった。財政再建と経済について意見を述べ、議員の質問に答えてほしいというものだ。日程を調べると、1つ予定が入っていたのだが、国会からの要請である。民間人ではあっても国政は最優先と考え、予定を変更して出席することにした。 出席者は、私の他は一橋大学の小塩隆士教授、三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部長の五十嵐敬喜氏、経団連経済政策委員会企画部会長(東芝)の村岡富美雄氏である。 手順は冒頭、各参考人が15分ずつ意見を述べ、その後各党の代表8人が15分ずつ参考人に質問する。所要時間は3時間である。今、終わってからあらためて考えてみると、参考人として国会に出席したことは、私にとって大変貴重な体験であった。これを機会に、私の財政再建についての考えをまとめなおすことがで

    改めて確認された財政再建をめぐる原則:日経ビジネスオンライン
  • 急落する原油価格、エネルギー大口需要家を後押し

    (2012年6月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 成長をてこ入れする方法を模索している投資家は、別のタイプの流動性に目を向けた方がいいかもしれない。石油の中央銀行である。ブレント原油は25日、1年半ぶりの安値をつけ、一時、1バレル90ドルを割り込んだ。 世界需要に対する懸念は価格を圧迫した。だが、世界最大の原油輸出国であるサウジアラビアは、生産量を30年ぶりの高水準に引き上げ、供給量を増加させている。 増産は驚くほどの効果をもたらした。今年3月以降、原油価格は30%以上下落した。今年に入り、1バレル128.40ドルでピークをつけた後、先週は88.49ドルまで下げる場面があった。 こうした価格差は、現行水準の世界需要の下では、石油の生産国から消費国への事実上の富の移転があと1カ月で1000億ドルを突破することを意味している。 重要なのは、原油価格の下落はインフレに対するブレーキの役目

  • ユーロ危機:正念場でも期待薄のEUサミット

    (英エコノミスト誌 2012年6月23日号) 欧州は問題を1つずつ片付けてユーロ危機に対処しようとしている。そのやり方は失敗する運命にある。 システムというものは、その一番の弱点と同じ強度しか持たない。鎖の中の1つの輪を補強すると、次の輪の脆弱性が露呈する。 ユーロ圏は今、あまりに多くの場所が極端に脆くなっているため、単一通貨がバラバラにならないようにするには、欧州はシステム全体の再構築に取り掛からねばならない。 6月28~29日の欧州連合(EU)首脳会議は、ユーロ圏の指導者たちにそれができるかどうかを試すことになる。 一部の賢明な人は内々に、銀行同盟に向けた計画と国債市場に直接介入する計画を立てているものの、これまでに見られる兆候は、悲しいかな、この課題は指導者たちの手に負えないことを示している。 6月第4週には、ユーロ危機を相次ぎ発生する別々の国家的非常事態として扱う無益さが全世界の目

    oyoyom
    oyoyom 2012/06/27
  • スペインの銀行救済に不安覚える民間投資家

    私があなたにお金を貸していて、あなたが借金を返せなくなって救済が必要になった場合、私は一体いくら取り戻せるのか――。投資家がスペインについて投げかけている疑問は、一言で言えばこういうことだ。 スペイン政府が25日、不動産価格の下落によって不良債権を抱えた銀行の資増強への支援をユーロ圏諸国に正式に要請すると、市場ではスペイン国債とイタリア国債の利回りが上昇した。 市場が発したメッセージは明快だった。 民間投資家はこのスペインの救済措置に納得していない。また今週は欧州連合(EU)首脳会議も予定されており、果たして協調して危機に対処できるのかという懸念も抱いている。 信用できない政策対応、救済過程で投資家の権利が踏みにじられる恐れ 「現在の環境における最大の懸念は、政策対応が信用できないことだ」。モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのリチャード・フォード氏はこう言い切る。「スペ

  • 時論公論 「乳幼児移植 初実施が残したもの」 | 時論公論 | 解説委員室ブログ:NHK

    今月半ば、国内で初めて、6歳未満の乳幼児の脳死判定と臓器移植が行われました。 移植を待つ子どもたちにとって「希望の光」ともなりましたが、乳幼児の脳死移植の難しさも浮かび上がりました。今夜は今回の乳幼児の脳死移植が残した課題を考えます。 おととし7月、施行された改正臓器移植法では、15歳未満の子どもの脳死判定や脳死からの臓器提供は、人の拒否の意思がなければ、家族の承諾で可能になりました。 その後、去年4月、関東甲信越地方の病院で10代前半の男の子が脳死判定を受けましたが、6歳未満の乳幼児では今回が初めてです。 心臓と肝臓は、それぞれ10歳未満の子どもに移植され、腎臓は60代の女性に、角膜も2人の患者に移植されました。これまでのところ、術後の経過は、順調だということです。 乳幼児の場合、大人と違って、人の意思の確認をしておくことはできません。 さらに、脳死状態になったとしても心臓