タグ

2012年12月3日のブックマーク (3件)

  • 「今度こそ日本売りは成功する」 国債バブル崩壊に賭けるヘッジファンド

    (2012年11月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ヘッジファンドマネジャーがなぜ大人用おむつに関心を持つのか? 大人用おむつは、次第に多くのヘッジファンドが今、次の一大トレードと見なしているものを示す手掛かりだ。すなわち、日国債バブルの崩壊である。 日では今年、大人用おむつの売り上げが子供用おむつの売り上げを初めて上回った。これは日が直面する大きな人口動態上の課題を見事に捉えた統計で、少子高齢化は、弱気筋が今後数カ月で発生する危機の背後にあると考える複数の要因のうちの大きなものだ。 巨大ネズミ講の教訓 「バーナード・マドフ氏の巨大なネズミ講は世界に何を教えたのか?」。ダラスに拠を置くヘッジファンドの運用責任者で、11月の投資家向けレターで示した逆張り的な――時として終末論すれすれの――見方で幅広い支持者を集めているカイル・バス氏は、こう問いかける。 「重要な教訓は、ある1

  • 巨大インターネット企業の闘い:生き残りをかけて

    (英エコノミスト誌 2012年12月1日号) 巨大インターネット企業の影響力への懸念が膨らんでいる。だが、反トラスト法の番人たる規制当局は慎重に歩を進めるべきだ。 インターネット時代の巨大企業4社――グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン――は、類まれな生きものだ。世界はいまだかつて、これほど急速に成長し、これほど広く触手を伸ばす企業を目にしたことはなかった。 資主義の巨人となったアップルは、S&P500社の企業価値の4.3%、世界の株式市場の時価総額の1.1%を占めるに至っている。同社のオンラインストア「iTunes(アイチューンズ)」はいまや4億2500万人が利用し、そのバーチャル店舗の棚には、音楽をはじめとするデジタルコンテンツがぎっしりつまっている。 一方のグーグルは、誰もが認める検索とオンライン広告の世界的リーダーだ。同社のモバイルOS(基ソフト)「Android(アン

  • シリア内戦、ダマスカス行きの航空便がストップ

    (2012年11月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) シリアの空港に通じる道路での戦闘のせいで、国際線の航空会社は首都ダマスカス行きの便をキャンセルせざるを得なくなる一方、20カ月に及ぶシリアの民衆蜂起で初めて全国的にインターネットサービスが遮断された。首都の一部では電話サービスも遮断された。 ドバイに社を構えるエミレーツ航空は、空港近辺の「状況の悪化」を受け、ダマスカス行きの便の運航を一時停止すると述べた。エジプト航空も同じ理由から、11月30日に予定されていたダマスカス便をキャンセルした。英国に部を置く反体制派支持の監視団体「シリア人権監視団」によると、シリア当局は空港に通じる道路を封鎖した。 通信サービスが途絶した理由は明らかではなかったが、シリア当局は以前、大規模な作戦の開始前に通信を遮断したことがある。 前進する反体制派、それでも転換点はまだ先 シリアの反体制派勢力は過