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天文に関するozmaLeeのブックマーク (4)

  • 約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究

    地球はその歴史の中で、表面全体が氷河に覆われる「全球凍結(スノーボールアース)」が何度か起こったと推定されています。しかし、なぜ全球凍結が起きたのか、またどのように “解凍” されたのかについてのメカニズムはほとんど分かっていません。 約7億年前に起こったとされる全球凍結レベルの極端な氷河期「スターティアン氷期」の発生原因を、地質記録とシミュレーションによって調査したシドニー大学のAdriana Dutkiewicz氏などの研究チームは、火山からの二酸化炭素放出量が少なくて岩石の風化による二酸化炭素の吸収が多かったために、大気中の二酸化炭素濃度が現在の半分以下まで減少したことが原因であると推定した研究成果を発表しました。興味深いことに、この状況は遠い未来に地球で起こる状況と似ています。 【▲図1: 全球凍結した地球の想像図(Credit: Oleg Kuznetsov)】■赤道すら凍りつく

    約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究
  • 逃走ブラックホールが産み落とした星々が作る長さ20万光年の輝く軌跡を発見

    超高速で銀河間空間を移動する超大質量ブラックホールが残した、新たに形成された星々からなる20万光年もの長さの「飛行機雲」が見つかりました。 画像はハッブル宇宙望遠鏡が撮影したもので、白枠内に長いすじ状の光が映っています。この光のすじは、まるで空を飛ぶ飛行機が残す飛行機雲のように、太陽の2000万倍の質量をもつ超大質量ブラックホールが時速640万kmほどのスピードで通り過ぎた航跡にあるガスが冷え、星々が形成されて輝いているものとみられています。 アメリカのイェール大学などの研究チームは、近くの矮小銀河で球状星団を探していた際に偶然この光のすじを発見、その後、ケック天文台で追跡観測を行いました。その結果、20万光年の長さの光のすじが、約76億光年先のコンパクトな銀河から伸びていることが判明しました。明るさが銀河の半分ほどであることから、かなりの量の新しい星が存在しているはずです。 光のすじの先

    逃走ブラックホールが産み落とした星々が作る長さ20万光年の輝く軌跡を発見
  • 【重要更新】観測史上最も遠い天体「CEERS 93316」をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測!

    【編集部追記:2023年9月6日】記事で「観測史上1位の遠い天体」として述べている「CEERS 93316」は、その後の研究で赤方偏移z=4.912に下方修正され、観測史上最遠の天体ではなくなりました。以下の内容は記事が掲載された2022年8月時点での最新の成果にもとづいて執筆されていることをご了承下さい。 アメリカ航空宇宙局 (NASA) を中心に開発され、2021年12月に打ち上げられた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、2022年7月11日から13日にかけて、初めてのフルスペック画像を公開して話題となりました。 一方、それらの画像とは別に、具体的な科学的成果も早速発表されています。そのペースはとても早く、2022年7月19日には極めて遠方の天体である「GLASS-z13」と「GLASS-z11」の発見が報告されていますが、これらの天体はわずか十数時間の露光時間で撮影されたデータに

    【重要更新】観測史上最も遠い天体「CEERS 93316」をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測!
  • 私たちの暮らすこの宇宙は「必ず終わる」──いつ、どうやって?(吉田 三知世)

    宇宙の終焉 2020年、新型コロナウイルスが世界を襲った。巣ごもりせざるを得なくなった。外出ができなくなってしまったのは辛い。 あるとき、ふと夜空を見上げると、明るい大きな赤い星が見えた。インターネットで調べてみると、火星が地球に大接近中だとわかった。ほかの星も美しく、畏怖(いふ)の念さえ覚えた。いつどこに、どの星が見えるかが、天文学によって正確に予測されていることにも、いまさらながら感動した。人類が直面する予測のつかない事態をよそに、宇宙が規則正しく動いていることに安らぎを感じた。

    私たちの暮らすこの宇宙は「必ず終わる」──いつ、どうやって?(吉田 三知世)
    ozmaLee
    ozmaLee 2021/09/27
    一考察として後で読む。
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