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2021年5月13日のブックマーク (12件)

  • 「ライマンアルファ銀河」は大規模構造に沿っていない可能性あり 東大など

    東京大学(東大)、大阪大学(阪大)、四国学院大学の3者は5月7日、110億年前の宇宙空間を満たす中性水素ガス(銀河間ガス)の観測データを用いた解析によって、遠方宇宙の大規模構造の探査でこれまで多用されてきた水素原子由来の「ライマンアルファ輝線」で明るく輝く銀河は、宇宙の大規模構造を正しくなぞれていない可能性があることを発見したと発表した。 同成果は、東大大学院 理学系研究科の百瀬莉恵子日学術振興会特別研究員、同・嶋作一大准教授、阪大大学院 理学研究科の長峯健太郎教授、四国学院大の清水一紘准教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。 地球から観測が可能な限りの範囲の宇宙において、銀河は網目状に集まっており、それら密の部分と、ほとんど何もない「ボイド」と呼ばれる粗の部分とに大きくわかれている

    「ライマンアルファ銀河」は大規模構造に沿っていない可能性あり 東大など
  • オープンソースJavaScriptトランスコンパイラ「Babel 7.14.0」がリリース

    CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

    オープンソースJavaScriptトランスコンパイラ「Babel 7.14.0」がリリース
  • HTML 5.1のsrcset・sizes属性とpicture要素の使い方 – レスポンシブイメージで画像表示を最適化 - ICS MEDIA

    のウェブサイトにおけるスマートフォン・タブレットユーザーのシェアは約40%であり、ウェブデザインはレスポンシブ対応しモバイルを意識した設計が必須です(参照「StatCounter」)。 HTMLの「レスポンシブイメージ」を使えば、HTMLのタグだけで表示端末にあわせた画像を配信できます。 記事では、サンプルを通してレスポンシブイメージの特徴と使い方について解説します。 この記事で学べること img要素のsrcset属性とsizes属性の使い方 picture要素の使い方 レスポンシブイメージとは一体何か? レスポンシブイメージとは、レスポンシブなウェブサイトにおける画像の取り扱い方を定めたHTML技術。2016年勧告のHTML 5.1に追加された仕様です(現在のHTMLの仕様書)。主な特徴は次の通りです。 CSSJavaScriptを使わず、HTMLのみでレスポンシブな画像を取り

    HTML 5.1のsrcset・sizes属性とpicture要素の使い方 – レスポンシブイメージで画像表示を最適化 - ICS MEDIA
  • 宇宙で距離を測るための「はしご」を探した渦巻銀河「NGC 4603」

    【▲ 渦巻銀河「NGC 4603」(Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Maund)】この画像は「NGC 4603」という渦巻銀河をクローズアップしたものです。 NGC 4603はケンタウルス座の方向、1億光年以上先に位置しています。画像の下のほうには銀河の中心部が明るく輝き、そこから外側に向かって青く輝く星々が帯状に伸びているのがわかります。銀河の渦巻の腕を縫うように走る茶色っぽい線はダストレーンと呼ばれる高密度の塵の雲で、これらが星の光を隠し、複雑な模様を作り上げています。 先日、打ち上げから31周年を迎えたハッブル宇宙望遠鏡は宇宙の多くの天体を観測してきましたが、中でもNGC 4603は身近な存在であるようです。20世紀末、天文学者たちはある特異な星の兆候がないかを探してNGC 4603に注目していました。その星は「セファイド」または「セファイド変光星」と呼ば

    宇宙で距離を測るための「はしご」を探した渦巻銀河「NGC 4603」
  • 触覚に関係するメルケル細胞の研究に応用可能なモデル細胞を特定

    ファンケルは2021年4月21日、触覚に関係すると考えられているメルケル細胞のモデル細胞として使用できる細胞を検討し、「ヒトメルケル細胞癌由来細胞株MCC14/2(MCC14/2)」が、生体メルケル細胞の特徴を持つことを確認したと発表した。 これまで、メルケル細胞には43の遺伝子が発現することが報告されている。そのうち確認可能な39の遺伝子について調べたところ、MCC14/2に29の遺伝子の発現が確認できた。つまり全体の約75%がメルケル細胞と同一の遺伝子であることが分かった。 また、メルケル細胞に特徴的なタンパク質であるCytokeratin-8(CK-8)と、機械刺激感受性イオンチャネルPiezo2が、MCC14/2でも高い確率で発現していることを確認した。

    触覚に関係するメルケル細胞の研究に応用可能なモデル細胞を特定
  • 世の中にはたった2種類の粒子しかない!? 量子力学の驚きの結論(森 弘之)

    そもそも「粒子」とは 身の回りのものは粒子が集まってできています。私たちの身体もそうですし、空気もそうですね。 これらの粒子はとても小さく、肉眼では見ることができません。原子くらいなら何とか現代の技術で画像にすることができますが、それを構成する電子やクオークなどの素粒子になると、目で見るということはあきらめざるをえません。 見えないものは当てにならないと思われるかもしれませんが、これらの粒子が数え切れないほど集まって、世界を形成しています。したがって私たちは、この粒子に無関心ではいられません。

    世の中にはたった2種類の粒子しかない!? 量子力学の驚きの結論(森 弘之)
  • 相対論と量子論の暗黙の了解を覆した「ペンローズ」とは何者か(竹内 薫) | ブルーバックス | 講談社(1/4)

    祝! ノーベル物理学賞受賞。 「現代物理学の奇才」とよばれるロジャー・ペンローズ博士が、ブラックホール研究の功績を理由として、2020年のノーベル物理学賞を受賞しました。 彼の壮大な宇宙観を、エキサイティングに解きほぐす――。じつは、人気サイエンス作家・竹内薫さんのデビュー作のテーマこそ、ペンローズでした。題して、『ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉』。 ペンローズとはどんな人物なのか? 何をなし遂げたのか? 鮮やかなストーリーテリングとともにその魅力の全貌を描き出した同書のプロローグ「鍵」を特別全文公開! 20世紀の終わり。ケンブリッジ。 古風な石造りの建物は、ヴィクトリア朝の栄光の跡をとどめている。 ケンブリッジのどんよりと曇った光が、淡いステンドグラスを通して階段の踊りに陽炎(かげろう)のような不可思議な模様を描いた。 その模様を二つの影が音もなく横切り、2階へと上っていった。

    相対論と量子論の暗黙の了解を覆した「ペンローズ」とは何者か(竹内 薫) | ブルーバックス | 講談社(1/4)
  • 宇宙を支配する「たった1つの数式」があるって知っていました?(橋本 幸士)

    物理学、ましてや素粒子と言われると難解という印象を抱いてしまう人も多いと思うが、そんな素粒子物理を題材にした小説『「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた』が好評だ。著者の橋幸士さんに、「究極の物理」を鑑賞する方法について寄稿いただいた。 「物理って、難しいですね」 自己紹介で「私の専門は物理学なんですよ」というと、9割以上の人たちの反応は、眉間にしわを寄せた顔なのだ。「高校の時は、物理が苦手で」「計算ができなくて」といった言葉が次に続き、次第に僕との距離が広がっていく。 そこで、僕は言うのだ。「超ひも理論って、聞いたことあります? この世界がすべて小さな”ヒモ”から出来てる、っていう物理学の仮説なんですよ。3分で説明します、聞きませんか?」 3分ならいいかな、という笑顔が戻り、「いいですよ、当に3分なら」という答えが返ってくる。僕の正念場の3分間が与えられた。 「この宇宙のす

    宇宙を支配する「たった1つの数式」があるって知っていました?(橋本 幸士)
    ozmaLee
    ozmaLee 2021/05/13
  • 慶應大学教授が断言!「私たちに見える世界は本当の世界ではない」(松浦 壮)

    私たち自身も、私たちが生きているこの世界も、すべては量子でできています。 身近な自然現象も、科学技術も、量子の存在がなければ成り立たないものだらけです。 ところが、この量子というやつ、なんとも捉えどころのない不思議な代物です。 世界の根を作る根源的な存在で、量子についての理解は今後ますます必須になっていくはずなのに、その姿を追い求めるとフワフワと逃げていく。なんとももどかしいことです。 量子って一体なんなのでしょう? 話題作『時間とはなんだろう』の著者、松浦 壮さんが『量子とはなんだろう』で繰り広げるのは、量子論の “直感的”理解への旅!  その一端を垣間見てみたいと思います。 今回は、書の前書きを特別編集してお届けします。 いま見えている世界は「当の世界」ではない!? 顔を上げてまわりを見渡してみてください。私は電車の中で原稿を書くことが多く、今もまた電車の中でキーボードをたたいて

    慶應大学教授が断言!「私たちに見える世界は本当の世界ではない」(松浦 壮)
  • エントロピーが「時を戻す悪魔」を倒すまでの150年におよぶ戦い(高水 裕一)

    自然界の多くは対称性をもっているのに、なぜ時間は一方向にしか流れないのか? 古来、物理学者たちを悩ませてきた究極の問い。ケンブリッジ大学宇宙理論センターでホーキング博士に師事し、薫陶を受けた若き物理学者が、理論物理学の最新知見を駆使して、この難問に挑む思考の旅へと発ちました。 第2回で相対性理論、第3回では量子力学と、近代物理学「2柱」のエッセンスに触れながら、時間のことを少しずつ考えてきましたが、今回は「逆戻りなど絶対に許さん!」とばかり、「時間の門番」エントロピーが私たちの行く手に姿を現します。 「え、それってなに?」という人も、「知ってるつもりだけど、言われてみると……」「子どもに聞かれたら説明できるかな?」という人も、きっとわかる「なるほどエントロピー解説」は必読です。そして後半では、ある天才が生みだした「悪魔」と、エントロピーとの150年近くにおよぶ攻防が見ものです! 知ってる

    エントロピーが「時を戻す悪魔」を倒すまでの150年におよぶ戦い(高水 裕一)
  • 量子力学は、アインシュタインも認めた"因果律"を破れるか(高水 裕一)

    時間は人類にとっていちばん身近で、あたりまえなものの一つです。にもかかわらず、時間は古くから人類にとって、最もわからないものの一つでした。「時間とは何か」、それは神様が知的生命に与えた最大級の謎といえます。 この謎に挑むべく、一緒に思考の旅に出かけましょう。 『時間は逆戻りするのか』はじめに より 自然界の多くは対称性をもっているのに、なぜ時間は一方向にしか流れないのか? 古来、物理学者たちを悩ませてきた究極の問い。ケンブリッジ大学宇宙理論センターでホーキング博士に師事し、薫陶を受けた若き物理学者が、理論物理学の最新知見を駆使して、この難問に挑む思考の旅へと発ちました。 今回は、20世紀物理学の革命量子力学の登場で、時間に対する考え方がどう変化したかを訪ねる旅です。私たちの日常の感覚ではおよそ考えられないような、ウソでしょ? というお話満載の量子世界。それが前回で取り上げられたアイシュタイ

    量子力学は、アインシュタインも認めた"因果律"を破れるか(高水 裕一)
  • 絶対不変の時空を歪めた相対性理論。それでも破れなかったものとは?(高水 裕一)

    想像してみてください。あなたは喫茶店に入って席に座り、ジュースを注文し、出てきたジュースを飲みほしたとします。この一連の行動は、時間が逆に進む世界ではどうなるでしょう。 まず初めにあるのは「おいしかったぁ」という感覚です。次に、ジュースがコップに吐き出されていき、どんどんコップに収まっていきます。そのあとあなたはジュースを注文し、席を立ち、後ろ向きに外へ出ていく……。 このように時間が逆戻りする世界があると言ったら、とんでもないつき、あるいはSFか、スピリチュアルなお話としか思われないでしょう。 『時間逆戻りするのか』まえがき 自然界の多くは対称性をもっているのに、なぜ時間は一方向にしか流れないのか? 古来、物理学者たちを悩ませてきた究極の問い。ケンブリッジ大学宇宙理論センターでホーキング博士に師事し、薫陶を受けた若き物理学者が、理論物理学の最新知見を駆使して、この難問に挑む思考の旅へと発

    絶対不変の時空を歪めた相対性理論。それでも破れなかったものとは?(高水 裕一)