投資では、「当たり屋につけ」、「曲がり屋に向かえ」という格言があります。この両者は対になる格言です。 「当たり屋につけ」とは、相場に勝ち続けている人と同じポジションを取る方がよいということであり、「曲がり屋に向かえ」とは、逆に負け続けている人とは逆のポジションを取った方がよいという意味です。 相場に参加する人のうち8〜9割は負けていると言われます。自然な人間の心理にしたがって売買を行うほど、負けの可能性が大きくなります。 参加者の多くが楽観的で、安心して買える雰囲気が蔓延してるときは上昇トレンドの終わりに近い高値圏のことが多く、とても買えない悲観に満ちているときは下降トレンドの終わり、言い換えると上昇トレンドの始まりか、底値圏の横ばいの始まりです。 今回の下落相場において、日経平均が8000円を切ったくらいから、十分に安くなったと思いいくつかの銘柄を買いました。ところが、さらに相場は下落を