秩父宮ラグビー場、48年ぶりのサッカー使用許可…U―20女子W杯 ランニングで汗を流す猶本(左から2人目)らヤングなでしこ ヤングなでしこは23日、1次リーグ最後のスイス戦(26日、国立)を控え仙台から都内へ移動し、秩父宮ラグビー場で練習した。ヤングなでしこが練習した秩父宮ラグビー場は、試合が行われた1964年の東京五輪以来48年ぶりにサッカーでの使用を許可。FIFA(国際サッカー連盟)がU―20女子W杯出場チームの練習場として手配。ラグビー界の協力で実現した。 3月31日と4月1日に行われた7人制ラグビーの国際大会「東京セブンズ2012」の練習場として西が丘サッカー場を提供。サッカー界は“恩返し”された格好だ。 ラグビーの聖地・秩父宮は、中央付近がやや高く、両サイドに向かって傾斜がついている。芝生も深く、サッカーでは使われなかった。ラグビーのゴールポストは撤去され、サッカーゴールは約1キ