supported by Palle è tonda ーLight your passion on and off the pitch― 世界中が大注目する4年に一度のフットボールの祭典「FIFAワールドカップカタール2022」大会が間もなく開幕します。 男子サッカー日本代表は念願のベスト8入りを目指して戦います。 そんな男子より一足先にワールドカップの舞台で躍動し、見事に世界一に輝いた女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が社会現象になったのは2011年のこと。 そこから10年以上が経ち、現在の日本女子サッカー界を取り巻く環境は必ずしも良好とは言えません。 ただ過去の栄光を羨むだけではなく、時代変化にアジャストしながら「進化」を目指すべく、女子サッカー界では初のプロリーグ<WEリーグ>が2020年に創立し、フットサルでは<WOMEN’S F.LEAGUE>が2016年からスタートしまし
開幕初年度のWEリーグで、首位争いを繰り広げる浦和レッドダイヤモンズレディース。その立役者が司令塔の猶本 光。はじめて穿いたワイドテイパードデニムと新リーグを語る言葉から、サッカー愛が垣間見える。 浦和レッドダイヤモンズレディースのアタッカー陣の1人として相手ゴールを脅かす猶本 光。キッカーを任されれば幼少期から磨いた正確なキックで、得点を演出。そんな彼女の好きなデニムは、伸びるスキニー系。多彩な脚技のために鍛えた下半身を武器にしている!? 「脚に筋肉がありすぎて穿けるものが限られますが、細身が好き。やっぱりサッカー選手なので、“いい筋肉ついてるな〜”って思われたかったりします(笑)」 ハイウエストのワイドテイパードははじめて穿いたシルエットだが、「可愛かった」とデニムの新たな魅力を発見したよう。その勢いで新設されたWEリーグでも、新たな一面を見せてくれそうだ。 「今期でいえば、チームの武
◆WEリーグ 東京V1―2浦和(12日、味の素フィールド西が丘) 日本初の女子サッカープロリーグ「WEリーグ」が開幕し、昨季なでしこリーグ女王の三菱重工浦和が、日テレ東京Vとの注目カードで2―1の逆転勝利を収めた。この試合にフル出場し、後半43分に決勝点を決めた東京五輪代表のMF塩越柚歩(23)がスポーツ報知に手記を寄せた。(取材・構成=小又 風花) 歴史に残る日になる。いろんな方の思いを背負って、今日という日を迎えました。開幕戦で自分の点でチームを勝たせられてうれしい。たくさんの人が感動する、また試合を見たいと思ってもらえるプレーを続けていきたい。 トップチームに上がる時、大学に進学する子が多い中で就職を選んだ。小学1年生から女手一つで育ててくれたお母さんに、なるべく負担をかけないように。高校時代も練習がオフの月曜日は、知り合いの飲食店でアルバイトをしていた。親からもらうお小遣いをなるべ
16歳で日本代表に選ばれ、2011年ドイツW杯で優勝。なでしこジャパンとして国民栄誉賞を受賞したと聞けば、順風満帆な人生のように見えるが、実は人知れず苦労と努力を重ねた。2021年、現役選手として活躍しながら大学の教員に就任し、女子サッカー界の未来を照らす存在として注目を集めている。 代表に落ち、筑波大で“TEAM KOZUE”を結成 今の立場、お仕事について教えてください。 浦和レッズレディースに所属し、選手としてプレーをしながら、2021年2月からは筑波大学人間科学学術院の助教として働いています。 二足のわらじを履くことで、それぞれに良い影響はありますか? 大学にいた頃から、自分の研究を自分のサッカーの成長につなげること、そしてサッカーをプレーする中で出てきた課題を研究につなげることをずっとやってきたので、それは今も変わりません。 ただ、大学の教員になったことでサッカーだけでなくスポー
2021/4/21 7:00 小田菜南子 2021年2月に筑波大学の助教に就任したことを発表したサッカー選手 安藤 梢(浦和レッズレディース)。38歳という年齢はチーム最年長ながら、2020年シーズンはリーグ戦と皇后杯合わせて22試合に出場し、合計8得点を記録しており、2021年も現役を続ける。大学時代から、サッカー技術と科学的に向き合ってきた安藤選手に、「学ぶ選手」の強さを伺った。 研究結果がピッチでのパフォーマンスに結びつくことを実感―2018年に筑波大学で博士学位を取得、その後も研究員としてテーマを探求し続けてきました。安藤さんの研究テーマを教えていただけますか? 安藤梢選手(以下、安藤):博士論文のテーマは、「サッカー戦術技能の達成度評価のためのコンピュータ適応型テストの開発」です。サッカーの戦術を数値で測る測定項目の開発で、これまで測るのが難しいとされてきた戦術能力を測る新しい
聖火リレーの先陣を切ったのは、この面々! 2011年女子W杯で日本を感動させた「なでしこジャパン」が記念すべき第1走者。大会にむけて機運を盛り上げる=25日午前、Jヴィレッジ 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された東京五輪の聖火リレーが25日、東日本大震災から10年の福島県からスタートした。大会理念の「復興五輪」を象徴する場所として、東京電力福島第1原発事故の収束作業の拠点となったサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)を出発。第1走者は、震災が起きた2011年のサッカー女子W杯ドイツ大会で優勝した日本代表「なでしこジャパン」の当時のメンバーが務めた。大役を果たした浦和のFW安藤梢(38)が、本紙に手記を寄せた。(取材構成・角かずみ) トーチに聖火がともった瞬間を、目の前で見ました。五輪、そしてスポーツの力の偉大さを再認識しました。セレモニーでは私の立ち位置が聖火皿の真後ろ
日本を初めて世界一に導いた男 いつも紳士的で物腰も丁寧な指揮官 そう見えながらも佐々木則夫は 多くの厳しい判断を続けていた なぜなでしこジャパンを引き受けようと思ったか 最初に何に手をつけなければいけなかったか どんなことがチーム内で起きたのか 佐々木は隠すことなく語る 選手に対しても自分に対しても 常に正面から向かい合ったことが きっと成功を呼び寄せたのだろう 大宮のお勧め店もピンポイントで教えてくれた なでしこジャパンはNTT関東に似ていた 私は電電公社に入社して、そこからずっとNTT関東、大宮アルディージャというNTT関連の世界にいたんです。そうすると、いつまで経っても先輩は先輩で、後輩は後輩っていうことになっちゃうんですよね。 プロ化しても、どうしてもその世界を引きずっている部分が昔はありました。私にはどうしてもその器の中でしか見られてないんじゃないかという思いと、今後の実績のため
18年は日本女子サッカー界に新たな勲章が加わった年だった。池田太監督(48)率いるU-20女子日本代表が8月に行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で初優勝を飾った。これで11年W杯ドイツ大会、14年U-17W杯コスタリカ大会に続き、女子で史上初めて全3カテゴリーのW杯を制覇する偉業を達成。選手たちから“熱男”と呼ばれ親しまれた池田監督は、若きなでしこたちをどのようにまとめ、引きつけたのか。その話を聞いた。 きっかけは無意識なしぐさだった。試合前のミーティング。選手の前に立った池田監督は、サッカーで世界と戦えることの喜びや、お世話になった人へ感謝することの大切さなどをストレートに語りかける。そんな熱弁をふるいながら、左手のひらに何度も拳を打ちつけた。これが「フトシポーズ」。指揮官の言葉はもちろん、このしぐさも選手たちの頭の中に強烈に残った。 U-20W杯から帰国後の優勝報告
前回はありがとうございました! 思った以上に反響が来たり、チケットが売れたりで(10月12日時点で2,860枚売れているのだそうです!)とても嬉しいです。 さて、今回は、そもそもなぜ集客に携わりたいと思ったかについてをお話しします。 今のなでしこリーグ、ベレーザの現状 図1 前回お話させていただいた通り、なでしこリーグ全体の1試合平均観客動員数は約1,400名。 グラフを見るとわかるように、全盛期だった2011年から、その数は少しずつ低下しています。W杯で準優勝した2015年には一時的に増加しましたが、2011年ほどの盛り上がりとは言えず、そこから徐々にまた観客数が減っている状況です。 図2 そして私が所属している日テレ・ベレーザですが、W杯で優勝した2011年の翌年、2012年には、なでしこリーグ全体と比べて平均観客動員数を大きく上回ることができました。 しかし、それ以降はリーグ全体の平
U-20女子ワールドカップ(フランス)を制した“ヤングなでしこ”に負けじと、4大会連続でアジア大会女子サッカー決勝に駒を進めた“なでしこジャパン”。 今大会は日本オリンピック委員会(JOC)による派遣ということで、報道陣に配られている「日本代表選手団名簿」には、普段プレーしている所属クラブとは違い、選手たちの雇用先である企業名が「所属」として記載されている。 日頃はほとんど表に出てくることのない、知られざる“サポーター”も多い。2大会ぶりの優勝を目指す彼女たちを支える勤務先の企業にとっても、31日の中国との決勝は熱い一戦になりそうだ。 以下、なでしこジャパンメンバーの所属チームと勤務先(または在学中の大学)を紹介する。 ▽GK 1 池田咲紀子(浦和レッズレディース)=ポラス株式会社 18 山下杏也加(日テレ・ベレーザ)=日本体育施設株式会社 ▽DF 3 鮫島彩(INAC神戸レオネッサ)=株
FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018に出場中のU-20日本女子代表は、準決勝・U-20イングランド女子代表戦で2-0と勝利し、初の決勝進出が決定した。 準々決勝で強豪ドイツを下した日本は、欧州第5代表のイングランド戦で、左サイドバックにDF高平美憂(マイナビベガルタ仙台レディース)を初めて先発起用する。 日本は前半から度々チャンスを作り、22分にMF遠藤純(JFAアカデミー福島)のパスを受けたFW植木理子(日テレ・ベレーザ)が今大会5得点目をマーク。その5分後には、MF宮澤ひなた(日テレ)のシュートがクロスバーに当たってはね返ったところを、遠藤が頭で決めて前半のうちに2-0とした。 イングランドはリードを奪われながらも、前からボールを奪いにいかないため、日本が警戒していた攻撃的な選手にボールが渡る回数が少なく、日本はDFラインでボールを回せる時間を長くすることができた。終盤
<なでしこリーグ>元東電マリーゼ選手、かつての本拠地で躍動 Jヴィレッジでマイナビ仙台、オルカ鴨川が練習試合 サッカー女子なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースと同リーグ2部のオルカ鴨川が19日、7月に一部再開したJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)で練習試合をした。かつて東京電力マリーゼ(休部中)に所属した選手たちも出場。本拠地だった施設の復旧を喜び、躍動した。 Jヴィレッジで17~19日にキャンプを張った鴨川が仙台に練習試合を申し込んだ。東電福島第1原発事故の対応拠点になった施設の再開後、なでしこリーグのチームによる合宿や試合は2部を含め初めてという。 マリーゼから18人が移って発足した仙台は今も5人が元選手。先発出場したMF田原のぞみ選手(30)は「社員宿舎が立ったスタジアムが元通りになっていて驚いた。多くを学んだ思い出の地でまたプレーができてうれしい」と話した。 観客席には
引退をしていく同年代の選手たちを横目に、年を重ねてなお、アグレッシブなプレーと気持ちで観客を魅了し続けるアスリートたちがいる。女子サッカーの安藤梢もそんなアスリートのひとりだろう。 16歳で日本代表に選出され、2011年の女子ワールドカップ優勝に貢献。昨年は、約7年半在籍したドイツ女子ブンデスリーガから、日本女子サッカーリーグへと復帰。36歳となった現在、浦和レッズレディースで若い選手たちとプレーをしている。今もなお第一線でプレーする彼女の原動力はどこにあるのか。 幼稚園の頃からサッカーが好きだったのですが、自分が通っていた幼稚園には男子のサッカークラブしかなくて。両親が園長先生にお願いして、女子で初めて入れてもらいました。幼稚園は嫌いだったのですが、サッカーがやれるなら行くというような子供でしたね(笑)。結局、小学校でも中学校でも女子サッカー部はなくて、そのたびに両親が校長先生にお願いし
日本サッカー協会が、20年東京五輪以降になでしこリーグをプロ化する計画を立てていることが9日、分かった。先月26日の理事会で女子担当の佐々木則夫理事(60)が約30分間をかけて提案した。森保体制を承認する大事な会議だったが、監督承認の2倍以上の時間を女子のプロ化協議に割いた。各理事の反応も前向きで、21年か22年の実現に向けて第1歩を踏み出した。 低迷するなでしこの復活へ、日本協会が動きだした。田嶋会長から、なでしこの活性化を命じられた女子委員会を中心に「プロ化」の改革がスタートした。その第1歩が理事会でのプレゼンだった。なでしこ前監督の佐々木理事がパワーポイントなどを用いて、プロ化への必要性を訴えた。 佐々木理事は「プロへの移行時期は東京五輪の後のタイミングがいいと思う。(説明を受けた)各理事も理解を示してくれていると感じた」と話した。佐々木理事は21年移行を主張し、女子委員会などは、準
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