人気グループ「嵐」のコンサートが開かれた宮城県利府町の宮城スタジアムで27日、サッカー女子、プレナスなでしこリーグの仙台レディース(仙台L)-千葉戦が開かれた。大勢の嵐ファンが訪れた直後の試合で、芝生の状態が心配されたが、最新素材のマットが活躍し、ピッチ状態はおおむね良好。試合は無事に終了した。万全の対策が功を奏し、関係者は胸をなで下ろした。 コンサートは秋の大型連休(19~23日)中の4日間で、計20万人以上を動員。ピッチ上に観客の一部を入れ、大型舞台を設置して行われた。施設を管理する宮城県スポーツ振興財団は「(休演日を含む)5日間芝を覆い、20万人のイベントを開くのは全国でも聞いたことがない」として、ピッチ保全の準備を進めた。 同財団によると、4~6月、実際に5日間通してピッチの上にマットを敷き詰め、負荷の調査を6回行った。結果、ピッチを覆っても光と空気を通し、芝生の光合成を阻害し
サッカーJ1・浦和レッズの本拠地の一つ「浦和駒場スタジアム」(2万1500人収容、さいたま市浦和区)の照明の明るさがJリーグの規定を満たしていないことが、所有するさいたま市の点検で判明した。 Jリーグのナイターができなくなる可能性もある。 Jリーグの試合実施要項は「ピッチのいずれの箇所においても1500ルクス以上の照度をもつ照明装置を設置し、明るさを均一に」と定めている。 市によると、駒スタが8月開催のサッカーU―20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)でナイター会場となることが3月に発表され、国際サッカー連盟から1500ルクス以上の照度を求められた。市は6月、約840万円かけて4基ある照明装置の電球をすべて交換したが、照明から遠い中央付近などで約1200ルクスしかない部分があった。W杯の本番では移動式の照明車2台を臨時使用した。 駒スタのナイター設備は1993年にできた。電球交換を行
独立行政法人日本スポーツ振興センターは15日、新国立競技場の国際デザイン・コンクールで、イギリスの建築設計事務所、ザハ・ハディド・アーキテクトのデザインを最優秀賞に選出したと発表した。 優秀賞はオーストラリアのコックス・アーキテクチャー ピーティーワイ エルティディになり、入選は日本の有限会社SANAA事務所+株式会社日建設計となった。 9月25日までに国内12点、海外34点の計46作品が応募。10月16日に国内4点、海外7点の計11点に絞られ、今回最優秀賞、優秀賞、入選の3点が選ばれた。ザハ・ハディド・アーキテクトの代表者であるザハ・ハディドさんはイラク生まれの女性建築家。最優秀賞に選出した理由として、国際デザイン・コンクール審査委員長の安藤忠雄氏は、「スポーツの躍動感を思わせるような、流線型の斬新なデザイン。可動屋根も実現可能で、文化利用時には祝祭性に富んだ空間演出が可能となる。自然採
秩父宮ラグビー場、48年ぶりのサッカー使用許可…U―20女子W杯 ランニングで汗を流す猶本(左から2人目)らヤングなでしこ ヤングなでしこは23日、1次リーグ最後のスイス戦(26日、国立)を控え仙台から都内へ移動し、秩父宮ラグビー場で練習した。ヤングなでしこが練習した秩父宮ラグビー場は、試合が行われた1964年の東京五輪以来48年ぶりにサッカーでの使用を許可。FIFA(国際サッカー連盟)がU―20女子W杯出場チームの練習場として手配。ラグビー界の協力で実現した。 3月31日と4月1日に行われた7人制ラグビーの国際大会「東京セブンズ2012」の練習場として西が丘サッカー場を提供。サッカー界は“恩返し”された格好だ。 ラグビーの聖地・秩父宮は、中央付近がやや高く、両サイドに向かって傾斜がついている。芝生も深く、サッカーでは使われなかった。ラグビーのゴールポストは撤去され、サッカーゴールは約1キ
埼玉高速鉄道(SR)の浦和美園駅(さいたま市緑区)と東武野田線の岩槻駅(同岩槻区)を結ぶ地下鉄7号線延伸計画で、採算性向上のため事業主体に「東京メトロ」が加わることについて、メトロの大株主の国が市側に「難しい」と回答していたことが13日、さいたま市議会で明らかになった。計画では、メトロの参画で黒字転換が13年早まるとの想定も示されていたが、事実上、参画による採算性向上の道は閉ざされた形だ。 (前田朋子)
浦和レッズは、3月30日に、さいたま市が所有する「駒場運動公園競技場及び補助競技場」のネーミングライツ(命名権)を獲得することでさいたま市と基本合意しておりましたが、本日1日、正式契約を締結しました。 今般のネーミングライツ契約の締結が、スタジアム機能の維持・向上に繋がると共に、サッカーをはじめとするスポーツの振興と「サッカーの街・浦和」の活性化に結びつくよう、さいたま市と連携を密に取り組んで参ります。 【スタジアムの新しい通称】 競技場:日本語表記 「浦和駒場スタジアム」 英語表記 「URAWA KOMABA STADIUM」 補助競技場:日本語表記 「レッズハートフルフィールド駒場」 英語表記 「REDS HEART-FULL FIELD KOMABA」 【契約締結日】2012年6月1日 【契約期間】2012年6月1日~2015年3月31日 【契約金額】総額15,000,000円(消費
さいたま市浦和区の駒場運動公園競技場(通称・駒場スタジアム)が、8月に日本で開催されるFIFA(国際サッカー連盟)主催のU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)の会場の一つに選ばれた。市では「これを機に駒場を女子サッカーの聖地に」と意気込んでいる。 U-20女子W杯が日本で開催されるのは初めてで、今回は6大陸の16カ国が参加。日本も3大会連続4回目の出場をする。もともとはウズベキスタンで行われる予定だったが、設備などが国際基準に合わないとして、急(きゅう)遽(きょ)日本で開催されることとなった。 W杯は8月19日から9月8日まで、駒場スタジアムのほか宮城県や神戸市など4会場で開催される。駒場スタジアムでは、8月19、22、27、31日に計8試合が行われる。 さいたま市などで組織する「さいたまスポーツコミッション」の担当者は、「さいたま市としては、2002年の日韓共催W杯以来のFIF
浦和は今日30日、ホームスタジアムである駒場スタジアムのネーミングライツ(命名権)を取得する。スタジアムを所有するさいたま市とチームの代表が顔を合わせ、調印式を行う予定になっている。 また、新スタジアム名称については、市民やファン・サポーターから広く公募することが分かった。Jクラブがスタジアムの命名権を獲得することはきわめて異例。クラブ名をスタジアム名称としてつけることも可能だが、さいたま市民や浦和サポーターに“聖地”として親しまれている同スタジアムの背景を考え、募集することになった。4月から浦和の公式HP上で募集するほか、さいたま市内のチーム関連施設でも、投票箱を設置する予定になっている。 同スタジアムは10年から再整備を目的とした改修工事を行っており、4月から陸上トラックの利用が再開される。グラウンドの利用が始まる7月までに、新名称が決まる。
浦和がホームスタジアム、駒場スタジアムのネーミングライツ(命名権)を取得する見込みであることが、22日までに明らかになった。クラブが同権を取得することは、きわめて異例の出来事。クラブ名が、スタジアム名称になる可能性もある。駒場スタジアムは2010年から再整備を目的とした改修工事が行われており、今年7月からサッカー場としての利用が可能になる。 「浦和レッズスタジアム」が出来るかもしれない? 浦和は、Jリーグ発足当初の93年からホームゲームを開催していた“聖地”駒場スタジアムのネーミングライツを取得する方針。早ければ今月中にも、さいたま市とクラブ側で最終的に合意し、契約することになる。10年から改修工事を行っており、4月から陸上トラックの利用が再開され、グラウンドは7月から利用可能になる。 クラブ名がそのままスタジアムの名称になるケースとしては、磐田のホームスタジアム「ヤマハスタジアム」が、9
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く