仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な本年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…
「どうも再発したようだ」と上司から報告を受けた私は、「彼にはまだ無理だったのだろうか」と半信半疑ながら、さっそく彼と面談することにしました。 「夜眠れないし、朝も起きられない」と訴える彼に、「何時に寝ているの?」と尋ねると「12時から1時頃」との答を返す。「それでは遅すぎるよ。もっと早く寝られないの?」と聞くと、「寝る前にネットをしたり、ゲームをしないと眠れないんです」と言う。 うつ病は睡眠障害とも言われる病気です。医者の言う通りにきちんと睡眠をとってもらわなければ、治るものも治らない。そこで「職場復帰したいんでしょう? だったら、ちゃんと10時頃にはベッドに入るようにしないと……」と言っても、「でも、ゲームしないとストレスがたまっちゃうんですよね」と言うばかり。とても真剣に職場復帰を願っているとは思えませんでした。 いろいろ話を聞いてみると、休職中にディズニーランドに妻子と遊
承認欲求という言葉があります。 詳細については承認欲求 - Wikipediaを参考にしていただければ、と思います。 よく勘違いされがちなのですが、所謂「承認欲求の問題」というのは、「自分が承認されるか否か」という問題はさして重要ではなく、重要なのは「今現在の承認に満足しているか否か」ということだと思います。 事は承認欲求問題に限らないのですが、少し話は脇道にそれます。 世の中には自分の年収が100万円で満足している人もいます。ところが一方で、年収1億でも満足できない人がいます。普通、「自分の年収は100万ぐらいだろう」と思っている人は、実際に自分の年収が100万でも満足するでしょう。この人が不満足を感じるのは、「自分は年収500万がふさわしい」と思った時です。 つまり、人生のある事象における満足度というのは 実際の自分の姿―自分が思い描く自分の期待値 によってあらわされます。当然、これが
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