罵倒ってのはそれを行うに足る対象に対する怒りの発露であるわけだから、指摘をするためにはあまり向かないよね。その怒りが正当なものかどうかはおいておいても、罵倒で芸人と認められている人は相手を単にバカにするだけにとどまらない何かを感じさせるものです。 文章構造のおかしさを指摘するのは何かの正義を体現しようとするからなのかなあ。学校の先生じゃあるまいし。昔、早稲田の入試では「漢字の留め跳ね」が間違っていたら減点されると言われたもんだけど、そういう何かを感じたり。で、別にその人以外は「読めるからいいじゃん」と思っていたりしてね。その類の指摘で罵倒するのは「バカにしたいだけ」というような意図に見られてしまいがちかな。 あと、人の感じたこと、思ったことを「そんなこと言うのはバカじゃねーか」みたいに罵倒するの。でも、そのバカという根拠は自分の思ったこと、感じたことだったりして。人それぞれで終わっちゃうと