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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (60)

  • 「精神疾患の徴候のある青少年はインターネット中毒になりやすい」 - 琥珀色の戯言

    「Medical Tribune」の2009年11月19日号で、こんな論文が紹介されていました。 以下、「Medical Tribune」の記事より。 〔シカゴ〕高雄医科大学と同大学病院(台湾・高雄)精神科のChih-Hung Ko博士らは、精神疾患の徴候が認められる青少年はインターネット中毒になりやすい傾向があるとArchives of Pediatrics & Adolescent Medicine(2009; 163: 937-943)に発表した。 インターネットは青少年にとって最も重要な情報源となっているが、熱中すると学業成績、家族関係、情緒面にマイナスの影響を及ぼす可能性がある。この現象は”インターネット中毒”または”問題のあるインターネット利用”などと呼ばれ、依存行動の1つに分類される。 これまでの研究によると、西洋および東洋社会において1.4〜17.9%の青少年がインターネッ

    「精神疾患の徴候のある青少年はインターネット中毒になりやすい」 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/01/05
    このあたり、思うことが色々あるけれども、まだ言語化できずにいる。
  • ネトゲ廃人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ネトゲ廃人 作者: 芦崎治出版社/メーカー: リーダーズノート発売日: 2009/05/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 141回この商品を含むブログ (72件) を見る 内容紹介 「私が眠るとみんな死んじゃう」 ネットゲーマーにしか通じない気持ちがある。「ゲーム依存症」という一言では括れない、独自の世界がある。しかしそれは、自らが「廃人」という言葉を使うようにリアル(現実)の世界を捨てる、生き方でもある。著者は、19人の「ネトゲ廃人」とともにインターネット・オンラインゲームの光と影を追う。彼らは、一体、どこへ向かうのか? 「私が眠ると、みんな死んじゃう」 「ネトゲ廃人」その悲惨な実態(J CASTモノウオッチ(2009/6/11)) 僕がこののことを知ったのは、↑の記事だったので、実際に読んでみるまでは、「ゲーム脳の恐怖」みたいな、ものすごく極端な人ばかり

    ネトゲ廃人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/01/05
    そう、ネトゲ廃人を議論する際に「治療」「依存脱出」ばかりを視野に入れるのは本当にまずいと思う。ネトゲ廃人には社会適応の一形態というニュアンスが必ず潜んでいる。オフ会に出てくるというのは生身の証左で。
  • 【読書感想】ピカソは本当に偉いのか? ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ピカソは当に偉いのか? (新潮新書) 作者: 西岡文彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/10メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「なぜ『あんな絵』に高い値段がつくのか?」「これって当に『美しい』のか?」。ピカソの絵を目にして、そんな疑問がノド元まで出かかった人も少なくないだろう。その疑問を呑み込んでしまう必要はない。ピカソをめぐる素朴な疑問に答えれば、素人を煙に巻く「現代美術」の摩訶不思議なからくりもすっきりと読み解けるのだから―。ピカソの人と作品に「常識」の側から切り込んだ、まったく新しい芸術論。 先日、神戸でフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を観ました。 この絵を観に行ったわけではなくて、偶然出張先で公開されているのを知って、神戸市博物館まで足を運んだのです。 そこで、特別に

    【読書感想】ピカソは本当に偉いのか? ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/11/09
    大野左紀子さんの著書「アート・ヒステリー」に、この疑問についての別方面のヤバいことがいっぱい書いてあります。fujiponさんにもオススメかも。
  • 【読書感想】ロスジェネ心理学 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く 作者: 熊代亨出版社/メーカー: 花伝社発売日: 2012/10メディア: 単行購入: 6人 クリック: 197回この商品を含むブログ (26件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) ロスジェネ世代が得てきたもの、失ったもの、残されているもの。オタク出身、ロスジェネど真ん中の精神科医が放つ渾身の1冊。大人になれない現代人の心理構造を読み解く。 【COI開示】著者(『シロクマの屑篭』のid:p_shirokumaさん)より献していただきました。 著者は、冒頭で、いわゆる「ロスジェネ世代」について、こう定義しています。 1970〜80年代前半にかけて生まれた世代は、有史以来、どの時代の子どもたちよりも物的に恵まれた”飽の時代”に生まれ、育てられてきました。高度成長期は終わっていましたが、それはあくまで大人の世界の話。当時の私達(私

    【読書感想】ロスジェネ心理学 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/11/07
    ロスジェネ心理学の感想/blogよりも真面目な内容、と評して頂けたのが実はすごく嬉しかったです。そこはblogと差別化していこうと思ってましたから
  • 『週刊朝日』と「フラット化するメディア」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:物言いは“すべからく”上品に:日経ビジネスオンライン これを読みながら、僕は「そういえば、最近週刊誌って読んだことあったっけ?」と考えていました。 いや当に読んでない。雑誌そのものを読んでない。 『週刊アスキー』と『ファミ通』くらいでしょうか、手にとったのは。 そういえば、週刊誌じゃないけど、この間『サーカス』が最終号だったのをコンビニで見たな、ということを思い出していました。 あれも最初はけっこう鳴り物入りで始まった雑誌だったような記憶があるのですが、むしろよくもったというべきか。 いろんな統計をみても、ネットの影響もあり、週刊誌はどんどん部数を落としているようです。 『週刊少年マガジン』や『ジャンプ』みたいに、かなりの部数が出ていたものは、凋落しながらも踏みとどまっている感じですが、内容的にもネットと被ってしまいがちな『週刊○○』(文春、とか現代、ポスト)のような「総合週

    『週刊朝日』と「フラット化するメディア」について - 琥珀色の戯言
  • 「だましだまし生きる」のも悪くない ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「だましだまし生きる」のも悪くない (光文社新書) 作者: 香山リカ,取材・構成 鈴木利宗出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/02/17メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 ◎ 書概要 【初めての告白】 ベストセラー『しがみつかない生き方』の精神科医が、 幼少時代から仕事恋愛、家族、そして「死」までを語る。 ◎ 内 容 「いささか恥ずかしい内容があったり、 やっぱり『自分じゃこんなこと、書かないよ〜』 と思う描写も多々出てくるのですが、 だからこそ逆に、書は私の著作の中でも類を見ないような内容になっていると、 いま振り返ってみて思います」 (「はじめに」より) 精神科医として、大学教授として、 テレビや雑誌など様々なメディアで活溌に発言する存在として、 香山リカは多面的な活動を続けている。 だが、その素顔に

    「だましだまし生きる」のも悪くない ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/10/27
    なるほど、こういう人生行路を行く人もいるのか。
  • ピコピコ少年 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ピコピコ少年 作者: 押切蓮介出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2009/09/17メディア: 単行購入: 12人 クリック: 69回この商品を含むブログ (81件) を見る 内容紹介 あの頃ゲームがなければ、死んでいたかもしれない。 ーー今だから語れる、自伝的ゲーム青春グラフィティ! ●ファミコン中毒のきっかけとなった少女との淡い出会い「初恋少年」/●ユートピアだったあの駄菓子屋は今?「駄菓子屋少年」/●FFV発売を待つ列の先頭での恐怖の一夜「行列少年」/●俺のBrand New Heartはどこに?「センチメンタルハート少年」/●雨の日に最高に贅沢にプレイする方法「秘密の城少年」 ……みんな実話です!! 「この作品は、僕が学業を犠牲にして得た結晶です」(押切蓮介) 「あの頃ゲームがなければ、死んでいたかもしれない」 僕もそう思うのです。 中高生の頃って、やっぱり、スポーツができる

    ピコピコ少年 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/01/26
    現実のゲームライフはもうちょっと散文的だったように記憶しているけど、これは読み物としては良かったと思う。
  • 『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』に答えてみました。 - 琥珀色の戯言

    いまさらながら、『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』に答えてみました。 何でぼくのことを承認欲求の強い人間だと思うの? このエントリのような質問をすることそのものが「おさえきれない承認欲求」のあらわれなのだと思われるのでしょうね。 「こんなこと書いたら叩かれるかな」と自粛する人が大多数でしょうから。 何でぼくがブックマークのためにブログを書いてると思うの? 「1000ブクマいったら、○○します」というような「ブックマーク数を条件にしたエントリがあるからなのでは。「100万円くれたら、××します」と表明している人がいれば、「ああ、この人はお金が欲しいんだな」と思うのと同じです。 なぜぼくの悪いところだけを取りあげて良いところを見ようとしないの? 僕は良いところ(面白いところ)も見ているつもりです。ただ、これまでの『はてな』での流れをみていると、おそらく、あなたが「成功してしまった、しかも

    『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』に答えてみました。 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2011/10/22
    "世間(「はてなの人たち」)は病名がついていなければ、「本物」に対して、こんなに容赦なくバッシングをするものなのかと驚いています"←???
  • 「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言

    参考リンク:先日、twitterでこういう言葉を拾いました。「きっと何者にもなれないオタクに限って、写真…カメラ極めようとするよね。」なんとなく同意するところなんですが、ここで質問です。自分を何者だと考えますか?(ザ・インタビューズ) この参考リンクの記事を読んでから、ずっと「僕は何者なのか?」と考えていた。 いやそもそも、何者になりたかったのだろうか? 僕の父親は医者だったのだが、仕事を終えたあとは飲みに外に出ることが多かった。 それで酔っぱらって帰ってきて、酒臭い息で説教されるのも悲しかったのだが、仕事のことではなく、「飲み屋での自分の顔の広さ」を自慢するのがすごくイヤだった。 「あなたは、何者なのだ?」って。 医者というご立派な職業についたからには、もっと仕事を熱心にやって、その世界で認められようとするのがスジではないか。 にもかかわらず、夜の街でのこと、「あんな人と知り合いなんだ」

    「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2011/09/30
    さしあたり、中年になっても自己実現や「何者かになる」への拘りが強い境地は、執着地獄であるなぁ、とは思う。
  • 「『きかんしゃトーマス』って全然面白くない」 - 琥珀色の戯言

    週末、家族で富士急ハイランドに行っていたのです。 息子は最近『きかんしゃトーマス』がお気に入りで、今回も、富士急ハイランド内にある『トーマスランド』で遊び、ホテルの『トーマスルーム』 に泊まるという、まさに『トーマス漬け』の旅行でした。 かなり御満悦の様子で、富士急ハイランドから新宿ゆきの『トーマスバス』に乗り込み、新宿のバスターミナルで下車。 それは、バスから荷物を下ろされるのを待っている間のことでした。 通りすがりの20歳くらいの男性が、『トーマスバス』を一瞥し、一緒に歩いていた、連れにひとこと。 「『きかんしゃトーマス』って、昔観てたことあったけど、全然面白くないんだよね」 その言葉を耳にした瞬間、僕はなんだか冷水をぶっかけられたような気分になりました。 彼はもちろん、いままさに『トーマスバス』から降りてきた僕たちに向けて言ったわけじゃなかったはずだけれど、その声はちょっと大きすぎた

    「『きかんしゃトーマス』って全然面白くない」 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2011/05/16
    public spaceで、大人はどう行動するのが適当なんだろうか?ラカン先生にでも聞いてみようか。
  • 突然、僕は殺人犯にされた ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    突然、僕は殺人犯にされた  ?ネット中傷被害を受けた10年間 作者: スマイリーキクチ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2011/03/22メディア: 単行購入: 4人 クリック: 202回この商品を含むブログ (22件) を見る 内容紹介 お笑い芸人のスマイリーキクチが、ネット上で10年間に渡り受け続けた誹謗中傷の全貌について綴った単行。 インターネットの巨大掲示板“2ちゃんねる”などで、「足立区で実際に起きた残虐な殺人事件の犯人だ」といった誹謗中傷を受け続けたスマイリーキクチ。 その誹謗中傷は10年間続き、デマを信じたネットユーザーから、自身のブログなどに殺害予告の書き込みもされるなど、事態は悪化する一方だった。 対応に悩むスマイリーキクチは警察に相談。 09年2月と3月には悪質な書き込みをしていた18人が名誉毀損等の罪で書類送検され、話題を呼んだ。 この10年に渡る誹謗中傷がど

    突然、僕は殺人犯にされた ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 東浩紀さんとカンニングとtwitterの「不当な量刑」 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:Togetter - 「東浩紀とカンニング問題」 ここでの東浩紀さんと「カンニングをtwitterで無防備に告白した(しかも、教授の名前入りで!)学生」のやりとりを読みながら、僕は考えていたのです。 ああ、twitterって、ネットって怖いなあ、と。 僕が通っていた大学で、以前、集団カンニングが発覚して大騒動になったことがありました。 僕の後輩もその中のひとりに入っており、なんとか退学は免れたものの、「留年+その(カンニングをやった)年の取得単位ゼロ」という処分が下されました。 彼女はいわゆる「天然」な人で、ギラギラと「なんとかして単位をとってやる!」という感じではなく、「遊び呆けているうちに試験勉強が間に合わなくなり、まとまった人数の友達と『じゃあ、カンニングしちゃおうか!』という話になり、映画『ザ・カンニング』まがいの秘密兵器を試験会場に持ち込んだ」らしいのです。 「罪の意

    東浩紀さんとカンニングとtwitterの「不当な量刑」 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2010/09/04
    ところで、カンニングをナアナアにしてそのまま医師として社会に出すほうが、よほど「生徒の将来に禍根を残す」んじゃないでしょうか?立場と状況に即した形で、けじめはつけるべきでは?
  • 勝間さん、努力で幸せになれますか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    勝間さん、努力で幸せになれますか 作者: 勝間和代,香山リカ出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/01/08メディア: 単行購入: 4人 クリック: 237回この商品を含むブログ (58件) を見る 内容紹介 あなたの不幸せにはワケがある! ふつうの幸せを手に入れるための処方箋を説いた香山リカは、成功者のアイコン・勝間和代を目指すなと書いた。そもそも勝間は<成功者>なのか、ふつうの幸せとは何か、仕事結婚、出産……は幸せに結びつくのか。いまもっとも話題のふたりが真正面から議論した350分の記録。 勝間和代 「やる気は開発できる能力。努力そのものが幸せなんです」 「努力というのは、別に苦しいものではないんですよ。プロセスが一番楽しいところに自分の時間を使えばよくて、つらい努力ならやめていいんです」 「努力をすると、より簡単に幸せになれるということです。私はわりと近道を教えてい

    勝間さん、努力で幸せになれますか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2010/01/11
    極論と極論のぶつかりあいに対するひとつの視点。
  • 『ドラゴンクエスト9』を知らない男たち - 琥珀色の戯言

    昨日同僚2人と昼飯をべながら会話していて驚いた。ちなみに2人は30代前半と20代後半の男性。 「そういえば、今週の土曜日に『ドラクエ』が出るねえ」と僕が話題をふったところ、2人はそろって、「えっ、『ドラクエ』って、まだ続いてたんですか?」というリアクション。 なんと、彼らは『ドラゴンクエスト9』の発売日を知らないどころか、「ドラクエの新作が出る」ことすら知らなかったのだ。 ちなみに、彼らはとても優秀で仕事熱心。たぶん、テレビなんかもほとんど見ていないはず。 それにしても……『無限航路』とか『逆転検事』とかを知らないならともかく、天下の『ドラクエ』だよ? よっぽど世間の情報に対して閉鎖的な態度を取り続けていないかぎり、さすがにそれはヘンなのでは…… ……と思って、家に帰ってにその話をしたら、「いや、ゲームやネットに興味がなくて、忙しく働いている人って、普通そういうもんだよ」と逆に言われて

    『ドラゴンクエスト9』を知らない男たち - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2009/07/10
    他人がどうかなんて、ゲーオタが気にする必要がどうしてあろうか。いや、ない。
  • それでも、「努力すれば報われる」 - 琥珀色の戯言

    「努力すれば報われる」の罠(はてな匿名ダイアリー) 小さい頃から、努力すれば報われると教えられてきた。 実際、受験も部活動も、恋愛も、すべてが一定以上に報われてきたと思う。 でも、社会に入ってからはそうじゃないと知った。 「努力しても報われない」どころか、 「努力さえさせてもらえない」「努力そのものを全否定される」なんてのはザラだ。 「何について努力するか」を選ぶことや「努力より考えが重要」と言われた。 いきなり180度態度を変えてくる。 話が違うじゃないか、と思ったが、社会人から言わせると 「それはお前が努力すると報われるぬるま湯の世界から出て、現実を見ようとしなかったせいだ」 と言うことになるらしい。親父も大体同じようなことを言っていた。 僕は学生時代から、「部活動や恋愛では、自分でどんなに努力しているつもりでも報われなかった」ので、少なくとも人間関係や自分の適性がない方面に関しては「

    それでも、「努力すれば報われる」 - 琥珀色の戯言
  • 昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言

    昨日、子供が生まれた。 妊娠をはじめて聞いたときには、正直「あと1年くらい(子供ができるのが)遅かったらよかったのに……」と思ったのだ。 たぶん、子供ができなかったら、ずっと同じことを思い続けていたのだろうけど。 初産で予定日まであと1か月近くあったので、そろそろ名前の候補でも挙げておかなくっちゃな、と考えていたところに、いきなり「破水した」との連絡があり、仕事を終えて産科の病院に着いたときには、もう子供は生まれていた。 保育器に入っているのを外から覗くだけ、というのを予想していたのだが、小さな小さな赤ちゃんは、母親の横で寝るでも起きるでもなく、右手で何かを握ろうとしたり、半分泣きかけたところで考え直したかのように泣くのをやめて半分だけ目を開けたりしていた。 正直、僕は自分に子供ができるのが怖かった。 このエントリで以前書いたように、僕は自分の親、とくに父親の愛情をうまく受け止め、解釈

    昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言
  • インターネット時代の「孤独」 - 琥珀色の戯言

    昨夜のニュースで観た、秋葉原の事件の犯人の「動機」 「現実で大きな事件を起こせば、ネットで無視したやつらを見返せると思った」 鴻上尚史さんが、『SPA!』に連載中の「ドン・キホーテのピアス」に、こんなことを書かれていた。 インターネットの時代になって、自意識が数値化されるようになりました。僕の二十代、否定だけを居酒屋で語り続ける奴は、周りからただ無視されたり嫌われたりしましたが、現在のように「コメント(0)」とか、一日のヒット数が表示されるなんていう、「数字によって冷酷に知らされる孤独」なんてものがありませんでした。えらいこってす。 たぶん、「インターネットによって癒される孤独」というのは、確実にあるのだと思う。 でも、その一方で、「インターネットによって思い知らされる孤独」っていうのもあるのだろう。 そして、ネットが「一般的なもの」になるにつれ、現実社会での「コミュニケーション上手」が、

    インターネット時代の「孤独」 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2008/07/09
    そうですね。パブリックなコミュニケーションの場としてのニュアンスが強くなればなるほど、インターネット上でもコミュニケーションのTPOが急速に問われるようになりますよね。/しかも、それは数値化されもする。
  • 嫌がられているのは、「車社会」ではなくて。 - 琥珀色の戯言

    まなめはうす(4/7)の「ニュース」欄より。 ★はてなルールは分かりにくいと思う http://d.hatena.ne.jp/oredoco/20080407#1207521857 (情報元:オレドコBlog) >私には、はてなユーザがMACユーザのように思えるんですね。 これは納得した。ただこっちはいただけない。 >はてブのコメント、2ちゃんのwatch板よりひどいときもあるような気がします。 悪いのははてブなのか?違うでしょ、その向こう側にいる人間でしょ。それに2chだって悪くない。むしろ、2chは悪いと思い込んでいる人が2chを使うときに、ここは悪い場所だから自分も悪いことをして良いと思ってしちゃうもの。だから、ルールなんて無いんだと思うよ。 このまなめさんのコメントを読んで思いついたのだけれども、「はてなブックマークで誹謗中傷ばっかりしている人」(「あたまがわるい」とか「これはひど

    嫌がられているのは、「車社会」ではなくて。 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2008/04/11
    コメント欄のotsuneさんから学ぶところは大きい。
  • それでも僕は、ブロガーのほうがブックマーカーよりも偉いと思う。 - 琥珀色の戯言

    と、タイトルで軽く「釣って」みました。 当は、どんなにブックマーカーたちが優越感に浸りながら「自己主張」しているつもりでも、「主導権」を握っているのはそのエントリを書いた人なのだ、という話です。 以前、齋藤由多加さん(ゲームデザイナー、『シーマン』の作者)が、著書『ハンバーガーを待つ3分間の値段〜ゲームクリエーターの発想術〜』(幻冬舎)のなかで、こんなことを書かれていました。 大手のゲーム会社を新作の契約を交わすときなどには、手始めにどちらか一社がまず草案を作ります。私の会社のような零細企業などの場合、法務担当者なんていませんから、たいてい大手企業側の法務部がサンプルを作り、それをもとにどこを直せ、いや譲れない、と押し問答の交渉が始まります。 両者とも零細企業の場合は、どちらにも担当者がいないものだから、面倒さにまかせてついつい契約書は後回し、となってしまいがちです。それくらい面倒な仕事

    それでも僕は、ブロガーのほうがブックマーカーよりも偉いと思う。 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2008/03/13
    偉いと特典がつくのかな。特典が新幹線二割引とかなら、僕も偉くなりたいなぁ。
  • それは「当然の権利」なの? - 琥珀色の戯言

    この世界ですべての人に愛され、褒められるのが不可能だなんてことは、僕にだってわかっています。 でもね、「生きていれば悪口を言われることだってある」というのは受け入れざるをえなくても、「だから俺がお前の悪口を言うのは当然の権利だ」と自信たっぷりに主張することが「正しい」とは思えないんだよ。 この世に泥棒や殺人があるのはしょうがないことなんだから、俺が盗んだり殺したりしてもいいだろ?というのと同じ考えかたなんじゃないかねそれは。

    それは「当然の権利」なの? - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2008/03/08
    主張したい事自体は分かる、ような気がする。ただ最後の一文の修辞によって損をしていると思う。