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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (60)

  • 【読書感想】パーティーが終わって、中年が始まる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    パーティーが終わって、中年が始まる 作者:pha幻冬舎Amazon Kindle版もあります。 パーティーが終わって、中年が始まる (幻冬舎単行) 作者:pha幻冬舎Amazon 定職に就かず、家族を持たず、 不完全なまま逃げ切りたい―― 元「日一有名なニート」がまさかの中年クライシス⁉ 赤裸々に綴る衰退のスケッチ 「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。 何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。 この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。 喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――文より 若さの魔法がとけて、一回きりの人生番と向き合う日々を綴る。 僕がphaさんの著書を最初に読んだのは、このだったと思います(phaさんの初めての単著)。 fujipon.hatenadiary

    【読書感想】パーティーが終わって、中年が始まる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    経済評論家の父から息子への手紙: お金人生と幸せについて 作者:山崎 元GakkenAmazon Kindle版もあります。 経済評論家の父から息子への手紙 お金人生と幸せについて 作者:山崎元GakkenAmazon 【山崎元 最後の書き下ろし】「余命3カ月なら、ぜひやっておきたいと思った3つのことのうちの一つが書の執筆でした。(中略)息子にも、読者にも、書が経済と付き合う上で、いつまでも役に立つ『明るい人生のマニュアル』であり続ける事を、著者は心から願っています」(あとがきより) ●実際に息子へ送った手紙「大人になった息子へ」からできた作品。手紙原文も全文収録。 大学に合格した息子へ手紙を送ったことをきっかけに、闘病の中で新たに書き下ろし、書籍化。株式市場との付き合い方、最初の仕事の選び方、リスクとサンクコストについて、自分の人材価値とは・・・。人生をサバイブする戦略が満載。

    【読書感想】経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ゲーセン戦記-ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ゲーセン戦記-ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀 (中公新書ラクレ 797) 作者:池田 稔中央公論新社Amazon Kindle版もあります。 ゲーセン戦記 ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀 (中公新書ラクレ) 作者:池田稔中央公論新社Amazon 「ゲーマーの聖地」として国内外で名を知られる「ゲーセンミカド」。中小店が苦境に立たされる中、多彩なラインナップと企画力で愛され続けている。同店の池田店長が、数々の名作を振り返りながら現場のリアルを語る。『ゼビウス』『グラディウス』などシューティングブームの流行から、『ストリートファイターⅡ』『バーチャファイター2』など格ゲーの隆盛、経営の試行錯誤や業界への提言まで、ゲーセンの歴史と未来を描いた一冊。 僕は九州在住なので、『ミカド』に憧れつつも、なかなか行く機会に恵まれなかったのです。 まだ新型コロナウイルスが蔓延する前、というか

    【読書感想】ゲーセン戦記-ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】書く仕事がしたい ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    書く仕事がしたい 作者:佐藤 友美CCCメディアハウスAmazon Kindle版もあります。 書く仕事がしたい 作者:佐藤 友美CCCメディアハウスAmazon 【書いて生きるには、文章力“以外"の技術が8割】 「仕事の取り方から、お金の話まで、すべてシェアします」 あるようでなかった「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための教科書――書く仕事を20年以上続けてきた著者が、「書くこと以上に大切な、書く仕事のリアル」について1冊にまとめました。文章を教えてくれるや講座はすでにたくさんあります。しかし、書く仕事をしたいと思ったときに知りたいはずの、「書くという仕事」そのものについて教えてくれるがなかったからです。書く仕事とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか? 書く仕事がしたければ、どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか? 書く仕事は選ばれし者しかできないのか? “必

    【読書感想】書く仕事がしたい ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2021/12/10
    そうだそうだと思いながら読みました。/〆切に追われるのがプラスになる人と、マイナスになる人で適性がだいぶ違う気がする。自分は〆切があったほうが間違いなく書ける。
  • 【映画感想】シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    www.evangelion.co.jp 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』予告【公式】 1990年代に社会現象を巻き起こしたアニメシリーズで、2007年からは『新劇場版』シリーズとして再始動した4部作の最終作となるアニメーション。汎用型ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンに搭乗した碇シンジや綾波レイ、式波・アスカ・ラングレー、真希波・マリ・イラストリアスたちが謎の敵「使徒」と戦う姿が描かれる。総監督は、シリーズのほか『シン・ゴジラ』なども手掛けてきた庵野秀明。 3月下旬になってようやく、2021年はじめての映画館です。 公開から2週間経った平日に、夕方からの回を観賞。 上映前に、トイレに行ったのですが、そこでスマホ片手に若い男が、誰かと大声で喋っていたのです。 「でさあ、シンジがさあ〜」 何なんだお前!僕はこの映画をなるべくまっさらな気持ちで観るために、ネットで『シン・エヴァンゲリ

    【映画感想】シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ホームレス消滅 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ホームレス消滅 (幻冬舎新書) 作者:村田 らむ発売日: 2020/05/28メディア: 新書 Kindle版もあります。 ホームレス消滅 (幻冬舎新書) 作者:村田らむ発売日: 2020/05/28メディア: Kindle版 現在、全国で確認されている路上生活者の数は4555人。年々、各自治体が対策を強化し、ここ10年で7割近くが減少した。救済を求める人がいる一方で、あえて現状の暮らしに留まる人も少なくない。しかし、ついに東京は2024年を目標とした「ゼロ」宣言を、大阪は2025年の万博に向け、日雇い労働者の街・西成を観光客用にリニューアルする計画を発表。忍び寄る"消滅"計画に、彼らはどう立ち向かうのか? ホームレス取材歴20年の著者が、数字だけでは見えない最貧困者たちのプライドや超マイペースな暮らしぶりを徹底レポート。 僕自身は、ずっと地方都市で暮らしているので、ホームレスの人たちを目

    【読書感想】ホームレス消滅 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】広く弱くつながって生きる ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2018/03/29メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2018/03/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 新聞記者時代、著者の人間関係は深く、狭く、強かった。しかしフリーになり、リーマン・ショックと東日大震災を経験して人とのつながり方を「浅く、広く、弱く」に変えた。その結果、組織特有の面倒臭さから解放され、世代を超えた面白い人たちと出会って世界が広がり、との関係は良好、小さいけれど沢山の仕事が舞い込んできた。「きっと誰かが少しだけでも助けてくれる」という安心感も手に入った。働き方や暮らし方が多様化した

    【読書感想】広く弱くつながって生きる ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    世代の痛み - 団塊ジュニアから団塊への質問状 (中公新書ラクレ) 作者: 上野千鶴子,雨宮処凛出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/10/05メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります。 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状 (中公新書ラクレ) 作者: 上野千鶴子,雨宮処凛出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/01/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 高度経済成長とともに年を重ねた「団塊世代」。就職氷河期のため安定した雇用に恵まれなかった「団塊ジュニア」。二つの世代間の親子関係に今、想定外の未婚・長寿・介護などの家族リスクが襲いかかっている。両世代を代表する論客の二人が、私たちを取り巻く社会・経済的な現実と、その対策について論じ合った。この時代を心豊かに生き

    【読書感想】世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】 発達障害 - 琥珀色の戯言

    発達障害 (文春新書) 作者: 岩波明出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/03/17メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります。 発達障害 (文春新書) 作者: 岩波 明出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/03/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 人の気持ちがわからない、空気が読めない、同じ失敗を繰り返す…それは発達障害かも知れません。日の医学界きっての専門家が、疾患の種類、豊富な治療事例を懇切丁寧に解説します。 ネットでは「発達障害」や「アスペ」という言葉が、自称・他称含めて氾濫しているのですが、では、「発達障害」の診断基準はどんなものなのか?という問いに答えられる人は、ほとんどいないはずです。 周囲にうまく適応できない、生きづらいと感じている人が専門的な診断を受

    【読書感想】 発達障害 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2017/05/24
    良さそうな雰囲気ですね。ちょっと読んでみたいところです。
  • 【読書感想】悩みどころと逃げどころ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1) 作者: ちきりん,梅原大吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/06/01メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 悩みどころと逃げどころ(小学館新書) 作者: ちきりん,梅原大吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/06/01メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 ちきりん、ウメハラ流「いい人生」の探し方 月間200万ページビューの社会派ブロガーちきりん氏と、世界一のプロゲーマー梅原大吾氏の異色人生対談。「梅原さんは学校が嫌いで、授業中は寝てばかりいたという。それなのに私の周りにいる、一流大学を出た誰よりも考える力が凄い。いったいどこで学んだの? 学校の役割って何なんだろう……」。そんな、ちきりん氏の疑問から始まったこの対談は、「いい人生の探し

    【読書感想】悩みどころと逃げどころ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 自分が見捨てられていることにすら気づいていない人たち - 琥珀色の戯言

    参考リンク:勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠 そもそも「勉強」すれば便利に、幸せになれるのだろうか? 僕はそんなことを考えてみたりもするのです。 僕の場合は、勉強に価値を見出したというよりは、顔も悪けりゃスポーツも苦手、対人コミュニケーションもダメで、「生き延びるには、勉強するしかない!」という切実な理由に基づいて勉強しました。 でもまあ、率直なところ、それが良いことなのかどうか、自分でもよくわかりません。 それでも、自分の息子に対する最高の褒め言葉が「○○は賢いなあ」であることに気がつき、人というのは自分の価値観から逃れるのは難しいものだな、なんて考え込んでしまうのです。 「子どもには、自分が生きたいように生きてほしい」なんて思っていたつもりなのだけれども、「賢いひとになるのが最上」だという刷り込みを行っているのかもしれません。 僕は、いまの世の中は「便利」である

    自分が見捨てられていることにすら気づいていない人たち - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ルポ 保育崩壊 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルポ 保育崩壊 (岩波新書) 作者: 小林美希出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/04/22メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る 内容紹介 時間内にべ終えるのが至上命題の事風景。燃え尽き症候群に襲われる保育士たちや親との会話も禁じられた“ヘルプ”(アルバイトや派遣)のスタッフたち。ひたすら利益追求に汲々とする企業立保育所の経営陣……。空前の保育士不足の中、知られざる厳しい現状を余すところなく描き出し、「保育の質」の低下に警鐘を鳴らす。 都会では「待機児童」も多いみたいだし、大変だよなあ……などと思いつつも、率直なところ、僕自身にはそんなに危機感ってなかったのです。 8か月の次男は保育所に預かってもらえているし、今のところそんなにトラブルもないし。 それにしても、国はもうちょっと子供にお金をかけてもいいよね……とか、そんな感じでした。 でも、この新書を読んで

    【読書感想】ルポ 保育崩壊 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「当事者」の時代 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「当事者」の時代 (光文社新書) 作者: 佐々木 俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/03/16メディア: 新書購入: 5人 クリック: 146回この商品を含むブログ (63件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 私は2009年夏、『2011年新聞・テレビ消滅』(文春新書)というを上梓し、そのなかでマスメディアがなぜ立ち行かなくなっているのかをビジネス構造の観点から論じた。なぜビジネス的に描いたかと言えば、それまで出回っていたマスメディア論の多くが、「日の新聞は言論が劣化している」「新聞記者の質が落ちている」といった情緒論ばかりだったことに辟易していたからである。そうした情緒論ではなく、純粋にビジネス構造の変化からマスメディアの衰退を論じようとしたのが同書だった。 書はその続編に当たる。今回はビジネス論ではなく、ただひたすらその言論の問題を取り上げた。しかし私は巷間言

    「当事者」の時代 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】なぜ僕は「炎上」を恐れないのか ☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書) 作者: イケダハヤト出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/02/18メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 人に嫌われようと、「正しいものは正しい」と伝える。いいたいことは我慢しない。衝突、炎上、なんでも来い!年間500万円を売り上げるプロブロガーが、仕事人生を熱く語った。小学生時代、テレビゲームの分野で負けなくなった。中学校時代、個人ニュースサイトで月間50万PVを集めた。高校時代、吹奏楽部で自信を取り戻した。大学受験時、偏差値が55から早稲田大学政治経済学部に現役合格。―さまざまな「炎上」をきっかけに、前向きな人生を歩み続ける著者の、ストレスフリーな生き方指南。 うーん、これはある意味、すごい新書です。 「現代の奇書」と読んでもいいかもし

    【読書感想】なぜ僕は「炎上」を恐れないのか ☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2014/02/24
    「奇書」。
  • 【読書感想】ルポ 子どもの貧困連鎖 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルポ 子どもの貧困連鎖 教育現場のSOSを追って 作者: 保坂渉,池谷孝司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/05/18メディア: 単行購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (12件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 駅前のトイレで寝泊まりする女子高生、車上生活を強いられる保育園児、朝を求めて保健室に行列する小学生…大人たちからハンディを背負わされた子どもに今、何が起きているのか。 なんでこんなことになってしまったのか…… 読んでいて、なんだかやりきれなくなってきました。 これまで「子どもの貧困」に関する新書も読んできましたが、このの場合は、実際の子どもたちのエピソードが紹介されているだけに、なおさらこのあまりにも厳しい現実に打ちのめされてしまうのです。 このでは、定時制高校に通う子どもたちから、中学校、小学校とどんどん年齢が下がっていって、

    【読書感想】ルポ 子どもの貧困連鎖 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/12/19
    この本にはまだ手が回っていなかった。
  • 【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言

    (株)貧困大国アメリカ (岩波新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/28メディア: 新書この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 1% vs 99%の構図が世界に広がる中、元のアメリカでは驚愕の事態が進行中。それは人々の卓、街、政治、司法、メディア、人々の暮らしを、音もなくじわじわと蝕んでゆく。あらゆるものが巨大企業にのまれ、株式会社化が加速する世界、果たして国民は主権を取り戻せるのか!? 日の近未来を予言する、大反響シリーズ待望の完結編。 堤未果さんの『貧困大陸アメリカ』シリーズの最新作(完結編だそうです)。 この新書を読んでいる途中で、「あーはいはい、そんな感じだよなー」と、特に驚くことすらなく、読み流している自分に気づき、愕然としました。 シリーズの第1作『貧困大陸アメリカ』を読んだときには、「自由の国」で行われている、「貧困

    【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/07/09
    『チェーザレ』のなかで、福祉の名のもと、貧民を飼い殺しているキリスト教会が描かれていたけれども、それを大企業や富豪が誰も憚らずにやれるような時代が再びやってきた、と。それって、腐敗じゃないか?
  • 【読書感想】援デリの少女たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    援デリの少女たち 作者: 鈴木大介出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/11/21メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 いま大手出会い系サイトで「女性からの援助交際のカキコミ」の9割は、『援デリ』と呼ばれる「素人を装った業者」だと言われている。「打ち子」と呼ばれる統括者の男が出会い系サイトのメールのやり取りで客を取り、実働部隊である女に客を振り分けて売春させるというもので、数年前から都市部を中心に全国区で激増している売春組織である。 著者は6年半にわたり、複数の援デリ業者の内部に密着し丹念に取材してきた。その内情は凄まじく、18歳に満たないホームレスの少女や、施設を脱走した障害者の女の子、組み抜けしたヤクザ、雇い止めをされた元派遣労働者の男らによる経営……。それは少女たちにとって決して「高額バイト」などというものではな

    【読書感想】援デリの少女たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「お通しいらないから代金引いて」 - 琥珀色の戯言

    お通しいらないから代金引いてって客が来たんだけど… (憂な昨日にパンチ 不安な明日にキック(2009-06-22)) ↑が、かなり興味深いエントリだったので、ご紹介しておきます。 先日は「よしもとばななvs居酒屋店長」が脚光を浴びていましたが、あの話の際には、「よしもとばななが悪い」「マナーを守れ」という声がネット上では多かったように思われます。 しかしながら、↑の場合には、「この店員も悪い」「この店員は客商売に向いていない」という反応が目立ちます。 ただ、僕が気になったのは、この「反応」の多くが、「この店員への個人攻撃」になってしまっていることなのです。 いやまあ、「どうしたいんですか?」っていうのは喧嘩売っているように聞こえなくもないけれど、それも語調によるでしょうし、このお客だって、「店のルールを乱している」という意味では、よしもとばななさんと似たようなものではないでしょうか。

    「お通しいらないから代金引いて」 - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/03/18
    イタリアでもコペルトの支払いと引き替えにブルスケッタや前菜の小盛りをつけてくる店があるので、ローカルルールってそんなものじゃないのかな、とは思った。小盛りを食べている間に、メインをゆっくり注文。
  • なぜ『俺の邪悪なメモ』は失われたのか? - 琥珀色の戯言

    ※以下の内容は、すべて僕の主観と想像に基づくもので、「それってお前の主観!」とか言われても「その通りだ」としかお答えしようがありませんであらかじめお断りしておきます。 参考リンク(1):新人賞をとって、ミステリー作家になりました。(「俺の邪悪なメモ」跡地) 参考リンク(2):404 Blog Not Found:過去作を抹消する新人作家? 「参考リンク(2)」のdankogaiさんのエントリのブックマークには、例のごとく「弾劾」が溢れているのですが、最初にこの「過去ログ消去騒動」を知ったときには、僕も「これから作家としてやっていくのなら、なんでせっかくの人気ブログを消しちゃうんだろう?」って思ったんですよ、純粋に商売として考えてみても。 TENGAの話とかが恥ずかしいんじゃないか、とか、昔の「青い文章」を読まれるのに耐えられないんじゃないか、とか、ミステリの大きな賞を獲ってデビューするのだ

    なぜ『俺の邪悪なメモ』は失われたのか? - 琥珀色の戯言
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/02/14
    @fujipon 風邪ひいてるので後で言及します。
  • 【読書感想】何者 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    何者 (新潮文庫) 作者: 朝井リョウ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/06/26メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見る Kindle版もあります。 何者(新潮文庫) 作者: 朝井リョウ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/12/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「あんた、当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。 第148回直木賞受賞作(もう1作の安部龍太郎さん『等伯』の感想はこちら)。 すごく面白かった。 まともな就職活動をしたこともな

    【読書感想】何者 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言