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ブックマーク / matakimika.hatenadiary.jp (130)

  • こないだの選挙でオタ語としての「推し」が汚染されたと感じてガッカリした - matakimika@hatenadiary.jp

    おれ自身は結局のところ「萌え」にも「推し」にも乗らないまま、延々オタをやってるだけの中年というかんじなので、いまさら用語「推し」について当事者的な感想はないのだが、こないだの選挙でオタ語としての「推し」が汚染されたと感じてガッカリしたよ。推し当事者ではないので、おれが引いてたラインは結構うしろのほうだったのではないかと思っていたのだが。 とはいえ、近年、おれの観測範囲で、ほぼ三人称としてしか「オタク」という言葉が用いられなくなっていることのほうに、大きな懸念があるところだ。かんたんにいえば観測範囲の剪定に失敗している、というやつだが、でもこれ剪定の問題ではないんだよね、なぜならこの 5,6 年まったく剪定していないので。もはやそこを問題視していない。かつてのおれは一人称として、自称として「オタク」を使っている人間を選んで観測してきたつもりだったはずなので、その彼らに終に、自分がオタクだとい

    こないだの選挙でオタ語としての「推し」が汚染されたと感じてガッカリした - matakimika@hatenadiary.jp
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2022/08/09
    「とはいえ、近年、おれの観測範囲で、ほぼ三人称としてしか「オタク」という言葉が用いられなくなっていることのほうに、大きな懸念があるところだ……」
  • 新製品を買ってもうれしくない、ソーシャルゲーム、マルチアカウント、(元)facebook、VR - matakimika@hatenadiary.jp

    MacbookiPhone を刷新したわけだがまったくワクワク感といったものはない。これまで使っていた製品の延長線で、しかもアカウントを移行できてしまうので。アカウント移行は良し悪しだ。新しいガジェットを買うというのは、新しいことができることよりも、これまでできていたことができなくなる体験だったと思う。まっさらの環境にセットアップしていく作業をたのしむ的な…みたいなこと思ってたら、iPhone のほうはいいとして、Macbook のほうは旧型がオンボロになりすぎていて、データ移行に失敗した…。でちょっと考えたけど「10 年以上経ってる環境をがんばって移行してもしょーもないだろ」としか思えなくなって、別マシンとして登録していちから環境構築することにした。セットアップたのしー。いやべつにそんなたのしくはないが。10 年前からあるようなツールやサービスが、いまだに生きてることが多くて、改め

    新製品を買ってもうれしくない、ソーシャルゲーム、マルチアカウント、(元)facebook、VR - matakimika@hatenadiary.jp
  • 最近のインターネット - 地方東京問題関連 - matakimika@hatenadiary.jp

    オタ地方東京話なー、環境による「現在の趣味嗜好をそのまま維持することのむずかしさ」の話もあるけど、「現在の自分は環境によって作られ、そして環境によって変化していく」んだから、「オタク活動が満足にできない不満」よりは「自分自身がジワジワとオタクでなくなっていく」怖れの話もあるよね。ヤンキー DQN が全員柄だの文字入りで無地の服着てないのって、べつに「彼らがそういうの好きだから」でなく「そもそもその地域にはそういう服しか売ってないからそれ着てるだけ」だったりもして。柄シャツ以外の服買おうとしたらユニクロ着るしかないってのよくある。 己の興味がなくなっていく、情熱みたいなものが衰えていく、目を配らなくなっていく、みたいなこと自体に、注目することはかなり難しいから、余計に怖れが膨らむんじゃないか。この部分だけだとつまり「趣味でアンチエイジング」みたいな話に落ちちゃうけど。「上京組が帰省するたび地

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  • the social network 再視聴関連 - 2013-10-27 - matakimika@d.hatena

    Podcast の町山氏のソーシャルネットワーク評にモヤモヤして以来何度かソシャル見てるわけなんだがこの映画疲れるんだよね、早口だから、なんかやたら濃い OFF 会に居るよーなかんじで。 ザッカーバーグがフラタニティのありようをすばらしいと思い、その価値観を内面化し、ギラギラしたリア充空間に憧れたから、そこに入りたかった、わけがない、ザッカーバーグの価値観は一貫して「クールじゃないやつはダサい」で、そして彼は彼からみて常にクールだったし、ウィンクルボス兄弟は常にダサいやつらだった(ただし、ダサくても成功者ではあったので、そこに利用価値がないわけではなかった)。で、サベリンもダサくなっていった。そんな連中の仲間に? そんなものに頓着しないからこそ、彼は自分でクールなソーシャルネットワークを作り、それをより成長させるためクールなフラタニティを(西海岸で)作った。フェニックスなんかくだらない、そ

    the social network 再視聴関連 - 2013-10-27 - matakimika@d.hatena
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2014/05/07
    クール、リラックス、ザッカーバーグ
  • 機械になりたいサイバーパンク人間関連 - matakimika@d.hatena

    あまり言われてない気がするのが引っかかるんだけど、たぶん人間はもともと(←主語とタイムスケールがでかい)「機械の真似をするのがたのしい」んだよ。ある種の人々が「社会の歯車になんかなりたくない」みたいなアジテーションを必要としたのは、そうでも刷り込まないとみんな「歯車になるの楽しいー」て自然に思っちゃうからなんじゃないかと思ってるよ。 おれとか子供の頃「おおきくなったらサラリーマンになりたい」と思っていたのに、大きくなってみたらサラリーマンになるためには著しく能力が不足していたので、なれなかったんだよね。このての人間にとって「社会の歯車になんかなりたくない」てのは後付の甘い言葉になるよね。そうか、おれはサラリーマンになれなかったんじゃなくて、なりたくなかったんだと合理化できるっていう。まぁじゃあサラリーマンは社会の歯車なのかといえば、それはそのひとが重視してる体感が何かとかによるよね。 おれ

    機械になりたいサイバーパンク人間関連 - matakimika@d.hatena
  • 秋葉系 - matakimika@hatenadiary.jp

    最近妙にオタっぽかったらなんでもかんでも「秋葉系」とラベル貼って安心する仕組みを普及させようとしてる流れが強い気がして、あれはちょっといかがなものかっていうか、どうかと思うっていうか、だめだ。とはいえ気持ちはわかる。きれいな言い方をすれば商売とか文化とか。エントロピーの正義だ。けども便利だし好都合だしめんどくせーからといってごっちゃにするというのには抵抗がある。それはオタクの反対側でもあるからだ。青春のくさいたまの残りかすがまだくすぶっているのか、または寄る年波がおれの背を押すのか。べつに東京ディズニーランドが千葉にあったって、おれは東京にも千葉にもディズニー社にもオリエンタルランド社にもとりたてた愛情はないので反対しないが、オタ分野となれば簡単に割り切ることができない。なにかと闘争し勝利したいとは願わないが摩擦してよいことには素直に抵抗する。 基的には、呼びたいひとが居るならなんとでも

    秋葉系 - matakimika@hatenadiary.jp
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/06/12
    2004年の記事。その後の秋葉原を巡る変遷、AKB48の台頭などを噛みしめながら読むと、なんともいえない気分になる。
  • 最近のインターネット - 恋愛ネットワーク関連 - matakimika@hatenadiary.jp

    「チヤホヤされたい」というボンヤリとした欲望は、恋愛とはもともと関係ない、でもそこの区別がつかないくらいの距離感なのが非モテ、みたいなのあるけど。漠然とした「モテたいなぁ」「チヤホヤされたいなぁ」的なボンヤリ感を経由せず、いきなり具体的な恋愛をスタートさせるというのは、そりゃもう「現在自分が関与している人間関係の中から恋愛対象を選ぶ」ということになり、現在恋愛対象になりうるひとが自分の人間関係の中に居ないひとには無理。というわけで、「自分の関与する人間関係自体の拡大を志向する」のが出会い系というやつだが、出会いの効率化を求めれば求めるほど「それは属性萌えにすぎないのでは」みたいな領域に絡め取られていく。 「まず属性で絞ってから」「その範囲内で固有の人間関係を培っていく」という手順のドライ&ウェット二段構えで恋愛が成り立っていくんだよね。ただ、恋愛成立のプロセスにドライが挟まっているという自

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  • 「◯◯に女は居ない」言説関連 - 2013-01-25 - matakimika@d.hatena

    「インターネットは、そこに女が居ない設定であるほうが都合がよい」言説関連は、どちらかといえば女側から男側が責められる筋合いなので、賛成しようと反対しようと面倒くさいんだよな感が。 「◯◯に女は居ない(ことにしておいたほうが都合がよいのでそういうことにしておきましょう)」問題は、女の居る居ないに興味を持てない側の人間として全体像の把握がむずかしいようなところがあって、おれもそれを見かけて数年くらいは、なんでそんな話が出るのかもわからない不思議な言説扱いだったが、たぶん大別して「サークルクラッシャー恐怖症(女が居ると面倒くさいことになるんだから居ないことにしとこうぜ)系」と「ホモソーシャル最高ですよね(女混ざるとやりにくい話を思う存分やりたいんだから居ないことにしときましょうよ)系」なんだろうとじわじわ理解できてきた、が、そこから先の理解はいまだ進んでいない。べつに場が単性で占められてさえいれ

    「◯◯に女は居ない」言説関連 - 2013-01-25 - matakimika@d.hatena
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/03/03
    人の顔が思い浮かぶ記事ですね!
  • 店員と人間扱い問題リターンズ関連 - matakimika@d.hatena

    またぞろ「店員が機械か何かであるかのように粗暴に振舞う客」問題みたいなのが盛り上がっていたので「なるほどー」と思いつつコンビニ駐車場でおにぎりいながらチラチラ飛ばし読みした。インターネット人間側としてまずひとつ言えることは「機械は操作したとおりに動くんだから人間より正確に扱え」だから、「店員が機械か何かであるようなら正確に入力すればするほど効果的」「薄給バイト店員相手の粗暴な振る舞いは、だから相手を機械としてみているというより、人間相手であればこその、相手の人間性に甘えた振る舞いなんじゃないか」「とはいえゲームで思い通りに操作できなきゃコントローラでモニタを叩き割るような人間らしさってのもあるよね」らへん。 おれの場合の話をすれば「人間とか面倒くさいし、いちいち人間性を求められるほうが却って尊厳が傷つくみたいなのあるので、いっそ機械でいたい」みたいな感覚あるから(→http://d.ha

    店員と人間扱い問題リターンズ関連 - matakimika@d.hatena
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2013/01/30
  • 最近のインターネット - matakimika@hatenadiary.jp

    最近の話ではないんだけども。40 歳おっさんオタコピペ兵問題(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090112#p2)について答え合わせすると、 人間はべつに(当人の主分野についても)標準的に妥当な意見を言えなくてよい。 常に誰かからみて痛い人間であることを怖れるのは、どっちかっていうと若年オタの問題なので、おっさんには無関係。 ローカルな友人が居なくなり 2ch まとめサイトが情報源になるのは問題だが、2ch まとめサイトが偏った情報を発信しているサイトであるか否かはこの件に関して要点ではない。なお、2ch まとめサイトのかわりに Twitter 観測範囲を情報源にしても、標準的ではないという点では同じ。 2ch まとめサイトが情報源になっていることの問題は、それが偏った意見であることではなくて、その偏りがどういう発信者からみた視点であるかが追跡できない

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  • ひさびさにインターネットっぽい話をしたの補足 - matakimika@hatenadiary.jp

    ずいぶん時間が経ってしまったけど引き続いて(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120930#p2)、とりとめない話のざっとしたメモ。鉄は熱いうちに叩けレポは忘れないうちに書けというけど、叩き切るほどの時間的余裕はなかった。 OFF では散々喋ってきたことだけど、やっぱはてな最適化問題の言語化は面倒。 オープン以外はアンフェア問題という倫理(そしておれが観測したその現象に、はてな社の各サービス連携によるアーキテクチャが加速させた部分は小さくないと思っているので「はてな最適化」と呼んでる)、日記型ブロガーからジャーナル型ブロガーへの変質、それと地方東京問題への拡張。あとそのへんには、「東京人は囲む会やれ、オフレポ書け」らへんが処方箋になりうるらへんの問題がぶら下がるか。 どうしても説教欲を抑えきれないなら、オヤジポジションは筋が悪くてアニキポジションだと比較

    ひさびさにインターネットっぽい話をしたの補足 - matakimika@hatenadiary.jp
  • 最近のインターネット - 2012-10-30 - matakimika@d.hatena

    ところでおれの場合 90 中盤前後から 15 年来、エヴァを肴にサブカルを語る一見アニオタにも見えるが興味の中心がアニメではないひととか、アニメを肴に時事問題を語る一見アニオタに見えるが興味の中心がアニメではないひととかに心底ウンザリしているので、なんかそこいらへんについてちょいちょい書いていたりはする。 http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120104#p1 ええい、アニメをダシに現実を語るブログをアニメブログに勘定するなと何度も(略)。 http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120508#p2 アニメをダシに社会問題を語るブログはアニメブログではなく社会問題ブログだ問題。社会問題をダシにアニメを語るやつは訓練されたアニメブログだ問題。社会問題うめえー!というフリをしつつ結局かわいい女の子がイタリアとかで義体化して小銃とか

    最近のインターネット - 2012-10-30 - matakimika@d.hatena
  • AURA 魔竜院光牙最後の闘い - matakimika@hatenadiary.jp

    読んだ。おもしろかった!読んでひさびさに興奮した。感動とかとはすこし違う。なんか青春があった。こういうのにおれは弱い。 ところでこの「AURA 魔竜院光牙最後の闘い」というタイトルを正確に書くのが面倒だったので「AURA」で検索してコピペした。AURA は一般的な名詞なので、Google 検索の一ページ目には出なかったが、二ページ目先等に Amazon のページが出た。おれの Firefox は Greasemonkey で Autopagerize を効かせているので、二ページ目に移る際クリックする必要はなかった。Autopagerize は「Google 一ページ目をそれ以外の格差」問題を緩和したりするのかなーと思ったりもした。ともあれ、たぶんこのの感想をネットに書こうとするひとは大概が、タイトルを検索してコピペするんじゃないかと思う。画数割の個性は最小限といってよく、ジェネレータ

    AURA 魔竜院光牙最後の闘い - matakimika@hatenadiary.jp
  • 空気調整弁としての OFF 会関連 2012-10-01 - matakimika@d.hatena

    引き続いて(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120930#p2)。今回は地方東京問題らへんをまとめて。いちおう OFF 会分類については 6 年くらい前にダラダラ書いてるものが参考になるかもだ(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20061111)。 「ネット社交の円滑化という観点から、地方オタでも年に 1,2 回上京する機会があればどうにかなる」話は、おれ「地方在住」「地方から年 1,2 回上京」「東京在住」ひととおりやったことあるうえで、たぶんうまくいかないと思っている。 この見解にはもうちょっと補足が必要で、「地方オタが地方のコミュニティで楽しくやるために、たまに都会に行っておもしろ話や見識などを仕入れてくる、みたいなサイクルとしての年 1,2 回の上京」という意味でならわりあいいいかんじではあるのだ。でも「インタ

    空気調整弁としての OFF 会関連 2012-10-01 - matakimika@d.hatena
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/10/14
    このあたりの問題は、一地方民としては非常にもどかしい思いを感じている。色んな意味で中央とのギャップは感じる。
  • おおかみこどもの悪口を言い合う Ust みたいなのが聞きたいけどやってない - matakimika@d.hatena

    サマーウォーズを肴にワイガヤするのが好きな人々のノリにはいまひとつ乗れなかったが(編見てないし)、おおかみこどもは見てきたのでノレるぜ!と思ったのに、おおかみこどもを肴にワイガヤする流れがあまり太くならない。そういえば細田氏版時かけのときもそうだったか、劇場公開時はわりあい絶賛が多くて TV 放映時にアンチが顕在化したという。サマーウォーズについては公開時からそれなりに反響あったような気がしなくもないけど、まだポニョみたいな公開時の見た夢解説委員みたいな大きな波ではなかったし。おおかみこどもも一年寝かせる必要があるのかもだ。 もともとおれが比較的強いモチベーションでおおかみこどもの雨と雪を見に行った理由のひとつには、Skype チャットで「おおかみこどもを見て悪口を言い合う会」みたいなものをしようみたいな企画が持ち上がっていたからという部分があったのだけど、おれが見に行った時点でそこに参

    おおかみこどもの悪口を言い合う Ust みたいなのが聞きたいけどやってない - matakimika@d.hatena
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/09/12
    なるほど、これは観てみたい/TVで放映されたらtwitterで観測できそうだ。
  • 最近のインターネット - matakimika@hatenadiary.jp

    毒舌な◯◯ bot を課金で殴れるようにすると一山あたるでこれ。 「1 クリックで募金できます」みたいなのと同じで「1 クリックで私刑に加担した気分になれます RT」みたいなのがあるかんじか。 受験に失敗して滑り止め大学に仮面浪人しにきた 19 歳より、就活に失敗して社会に放り出された 23 歳の日記のほうが、世を拗ねてる感にじみ出てるな。 幸せアピールはそれ自体ムラ政治の手段になってしまったので、いまどき自分が幸せだなんて穴掘ってしか言えない、という状況もまあキツい。でも、それこそ「私は幸せ」「私のライフコースは正しかった」らへんは、もはや自分の過去を省みるという以前に現在の自分を強化する性能を期待した運用に溢れており、そんなものは穴掘って叫んどけという気分もあり。 13 日の金曜日を思い出そうとするとスプラッターハウスのテーマが流れるのはおれの脳の焼きミス。 Twitter の公式 R

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  • バリバリ伝説関連 - matakimika@hatenadiary.jp

    やっぱおれたちはしげの秀一氏作品を頭文字 D によってでなく、バリ伝によってスゲエと感じた世代だ。「あの漫画、紙なんだけどなんか速い」みたいな異様な噂がクラス男子の間を駆け抜けたものよ。新海誠氏が 3DCG 映像において逆光にキャラクタ性を持たせた点でエポックだったのに対し、しげの秀一氏は漫画表現において効果線で個性を演出した。 序盤、週刊少年漫画初期の人気取れなきゃ打ち切りのギリギリ感から続々と繰り出される脈絡のない展開、無軌道な十代若者群像劇との相性チリバツバリバリ伝説。 立ち姿の擬音で「きゃろん」…!きたでこれ。女キャラ好きだけど苦手ダゼー感たかい。 高校から出会いから耐久出場までのジャンプアップ感、そして序盤の山場・鈴鹿四時間耐久、今読んだらそこまで力感のすぐれた展開というわけでもなかったけど、ラスト巨摩「海だー!! 海が見えるっ」と松井「かわいた… のどが… かわいた… ぜ」の対

    バリバリ伝説関連 - matakimika@hatenadiary.jp
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/03/30
    バリバリ伝説と頭文字Dとの対比が興味深かった。
  • とくに意味はない年表 - matakimika@d.hatena

    とくに書くこともないのでシリーズ。 いつかまとめる日のため、ずいぶん前に淡々と作業したものをグループ日記にメモってたもの、の転載。基的には、「指輪物語→ D&D → Wiz & ウルティマ→ドラクエによる輸入、そしてそれ以降」「D&D → TRPG の輸入から国産 TRPG シーンの形成→ギャザ、そしてそれ以降」「TRPG →(サプリメント?)→ゲームブックの輸入から国産 GB シーンの形成→対決型 GB →QB でフィギュア商売と悪魔合体、それ以降」「都市伝説の輸入と国産都市伝説シーンの形成、それ以降」「終末幻想と転生ブーム、異世界からの戦士幻想そのほかのシーンの形成とそれ以降」「物語消費者が自分でキャラクタを創作してもよいことになったその発想の転換がどこからきたのか(キャラクタメイキングという概念の誕生)」「物語消費者が自分で物語を創作してもよいことになったその発想はどのへんから出発

    とくに意味はない年表 - matakimika@d.hatena
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/03/13
    「とくに意味はない年表」とタイトルにはあるが。
  • もっと世の中がハッピーになればいいのに関連 - matakimika@d.hatena

    皆が皆ハッピーに生きていれば、世の中にあまり諍いも起こらず、平穏に暮らしていくことができるはずだ。これはまあ「金持ち喧嘩せず」みたいな当たり前の話だ。おれの基的な考え方のひとつである「おれの周囲の全員がおれよりハッピーなら、たぶんハッピーな周囲は相対的に困っているおれを助けてくれるだろうから、なるべくハッピーなひとに囲まれて暮らすほうがラクに生きられるだろう」とかもこのへんと繋がっている。 皆のハッピーさが定常化すれば、激しい感情は人類到達点を越えた辺境をさらに切り拓く情熱や、あるいは趣味としてのみ発揮されるだろう。ところで「この世には実際には規則や法則はなく、それは内側の安定のすばらしさを知るものが外側との境界を築いたためにもたらされた」という感覚があって、なんらかの安定的な循環の、その圏外の風景を覗き見るのは恐ろしいことなのだ。たとえば安定した家庭がなぜ不安定な社会の中に維持されてい

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  • 選択肢の廃墟 / 年輪を持つオタク - matakimika@d.hatena

    理系の研究室にある私物のマグカップにプリントされているキャラから、所属する研究員の年齢層はかなり正確に推定可能である(彼らは高校 or 高専〜大学までの時期に好きキャラマグを買い、それが更新されることはほぼない)。このことから、しかし「オタクの情熱は 1 クールだからな」は文科系ジョーク、とまでは断定できない。まあ余談。 ようは「コツコツやること」に対する耐性の問題とかでもある。好きキャラが更新されていくのではなく、好きキャラの変遷が年輪のように積み重なる、というイメージ。経年で付着していったマグカップの染みのような。 年輪を持つオタクに黒歴史はない。 コレクションに関心は持てないものの、トーテムみたいなものは重要だ、と思う。グッズ屋の棚を睨むときの、いまの自分が欲しいものすべて、ではなく、明日の自分に遺せるものはなにか、という視点。まあそんな意識をあらかじめ抱える若オタがいるようならおっ

    選択肢の廃墟 / 年輪を持つオタク - matakimika@d.hatena