はじめに くどうです。 最近、よく聞かれることがあります。「AWSではEC2を冗長化する場合、Availability ZoneだけどAzureだとどうやるの?」って。 では、おさらいを含めて少しだけ解説していきたいと思います。 AWSでの冗長化 AWSではAvailability Zoneを利用します。読んで字のごとく可用性のゾーンを示します。 まず、リージョン。これは物理的に完全に離れた個所を示します。つまり、大災害が起こっても問題ないレベルの距離が保たれています。 例えば、東京とシンガポールなど国をまたがることが多いです。アメリカは広いのでリージョンが複数あります。 更に、リージョン内で分割されるのがAvailability Zoneになります。Availability Zoneを分けることで、同時に障害が発生することは基本的にありません。 ただし、リージョン障害の場合にはこの範囲内
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