車の下部に取り付けたカメラで小学生らのスカート内を盗撮したとして、京都府警は19日、京都市伏見区の運送業、西村智至容疑者(44)を府迷惑防止条例違反(ひわいな行為の禁止)などの容疑で逮捕し、発表した。10年以上前から同様の盗撮を繰り返していたとみられ、被害は1千人規模に及ぶ可能性がある。 府警人身安全対策課によると、西村容疑者は昨年9月から12月までの間、京都市や京都府宇治市の路上を配送用の軽トラックで走行中、すれ違いざまに小学生や高校生ら少女8人のスカート内を動画撮影した疑いがある。 軽トラックを押収したところ、バンパー下部や前輪付近に計4個の小型カメラが取り付けられていた。同課は、少女らの登下校時間に合わせて、住宅街の狭い道路を低速で走行し、撮影したとみている。西村容疑者は「車を止める場所を探していただけ」などと容疑を否認しているという。 府警は昨年4月、少女らを盗撮した動画とは別のわ