6月12日、米ナイキが1996年にブラジルサッカー連盟と結んだスポンサー契約の下での支払いについて不正行為の可能性を示す証拠が見つかったとして、米当局が捜査していると、WSJが報じた。サンパウロで5月撮影(2015年 ロイター/PAULO WHITAKER) [ワシントン 12日 ロイター] - 米スポーツ用品大手ナイキが1996年にブラジルサッカー連盟(CBF)と結んだスポンサー契約の下での支払いについて、ナイキなどによる不正行為の可能性を示す証拠が見つかったとして、米当局が捜査していることが分かった。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が12日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。 国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件でナイキは何ら訴追されていないが、米司法省などがFIFAの幹部らを起訴した際、ブラジルとの契約で名指しはしていないものの、明らかにナイキとみられる企業がリベートを支払っ