アカデミー作品賞受賞! かつてスーパーヒーロー「バードマン」役で一世を風靡したリーガン・トムソンだが、20年経った今となってはすっかり落ち目。大ファンだったレイモンド・カーヴァーの小説『愛について語る時に我々の語ること』を舞台劇化し、ブロードウェイでカムバックしようとするが、脇役に注目を奪われてうまくいかない。おまけに、別れた妻との間の娘とも溝が深まり……。 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の最新作。今年のアカデミー賞絡みはどれも面白いな〜と思ってたが、この監督の映画で唯一見た『バベル』が死ぬほどつまらなかったので、作品賞のこれはもしかしてダメなんではないかと心配しておった。ブラピとケイト・ブランシェットの嘘くさい夫婦喧嘩とか寒かったなあ。いかにも意味ありげだが話の前提条件が間違ってるので中身がスッカスカになり、構成ばかりが先走った駄作という印象であった。さて今作はと言いますと…