荻上チキさんがTBSラジオ『Session-22』の中で、映画『ドリーム』について話していました。 (荻上チキ)今日、ちょっと遅いですけど映画『ドリーム』を見てきました。 (南部広美)ああー、女性3人が主人公の。 (荻上チキ)黒人女性3人が主人公として描かれているもので、舞台はNASA。当時、アメリカ合衆国で白人とそれから有色人種の分離政策が堂々と行われていたような状況の中で、でも時代的には公民権運動が広がっていくのかな? というその時期。NASAで働いていた計算手。理系女性の黒人の方々のお話ということになりますね。 (南部広美)うん。 NASAで働いていた3人の黒人女性 (荻上チキ)才能を持っているんだけども、「女性だから」とか「黒人だから」ということで、その力を発揮させてもらえないというような状況に置かれていた主人公たちが、しかしながらNASAのいろんな人間ドラマ……具体的にはロケット