渡辺さんがこの映画の重要性に気付いたのは、長年ディズニーでアニメーターをしているデイブ・ボッサート氏が執筆し、昨年出版された「Oswald the Lucky Rabbit: The Search for the Lost Disney Cartoons(オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット:失われたディズニー・アニメーションを探して)」を読んだ時だ。
4月1日に全国公開予定の「ハードコア」はこれまでの映画にはない、全編一人称視点で描かれた映画の常識を覆す挑戦的な作品である。観客は全員サイボーグとして蘇った主人公ヘンリーとなって、サイキック能力を持つ悪人エイカンから愛する恋人エステルを救い出すというストーリーである。道中にはエイカンの傭兵たちがヘンリーにありとあらゆる手段を使って襲い掛かってくるのだが、サイボーグとして強化されたヘンリーは近接格闘術や銃撃を駆使して無双していくのだ。全編一人称視点で描かれていることから観客はまさにFPSのゲームを遊んでいるかのような感覚に陥るので、3D映画や4DX以上の没入感を得ることになるだろう。 作品を撮ったイリヤ・ナイシュラー監督は1983年ロシア・モスクワの出身で映像作家の他にモスクワのパンクバンド「Biting Elbows(バイティング・エルボーズ)」のフロントマンとして活躍している。そんな「バ
映画『ハードコア・ヘンリー』日本版予告編 カナザワ映画祭2016でプレミアム上映! 記憶を失いある研究室で目覚めたヘンリー。片腕と片脚は失われ、機械に交換されている最中。妻であるという科学者の支えを受け、声を取り戻す処置を受ける寸前、謎の男が研究室、そして彼と妻を襲う。脱出ポッドで地上に逃れた彼は、追跡を超人的な身体能力で逃れていくのだが……。 全編一人称のFPSゲーム的視点で作られたバイオレンス・アクションが日本初上陸。監督のトークも予定されていたが、これは残念ながらなくなり、本編の爆音上映のみになりました。 原題『Hardcore Henry』の通り、主人公はヘンリーと呼ばれる男。目が覚めたら記憶がなくなり、肉体は改造手術を受けてサイボーグと化していた。妻であるという科学者の女に残りの処置を受け、ようやく通常の生活が送れるようになったかと思ったのもつかの間、念力を操る謎の男の襲撃を受け
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