ブートローダー「GNU GRUB(Grand Unified Bootloader)」開発チームは6月28日、最新版「GNU GRUB 2.0」をリリースした。長らく1.9系が「GRUB 2」と呼ばれていたが、ついにバージョン番号も正式に2.0の大台に到達したことになる。 GNU GRUBはマルチプラットフォーム・マルチOS対応のブートローダー。当初はGBU Hurd向けのブートローダーとして開発されていたが、現在ではさまざまなOSをブートできるブートローダーとなっており、Linuxでは事実上標準のブートローダーとして採用されているほか、FreeBSDやSolarisなどにも対応している。GNUプロジェクト傘下のプロジェクトであり、ライセンスはGPLv3。 開発者らはGRUB 2.0について、「2.0というバージョン番号は高い品質を意味している」と述べ、実際に多くの改善点が含まれている。ま
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