ブックマーク / number.bunshun.jp (9)

  • ファンの心をつかめるか。~プロ野球とJリーグの観客動員力~(小川勝)

    2012年のJ1最終節、試合終了後もスタジアムに居残るガンバ大阪のサポーターたち。ガンバのJ2降格により、2013年のJ1観客動員数にはどんな影響が表れるのか。 プロ野球とJリーグの観客動員は、日のスポーツをめぐる経済事情を反映する代表的な数字の一つだろう。大型スタジアムに、1万人単位の観客を毎週集めるスポーツは、この二つ以外にはない。プロ野球は年間延べ2000万人以上、Jリーグも500万人以上が、会場に足を運んでいる。全員が有料入場者ではないが、ほとんどの人は交通機関を使って会場に行き、チケットを買う。多くの人が会場内またはその周辺で飲をする。会場や専門ショップでグッズを買う。観客動員は、チームの収入源というだけでなく、スポーツが経済に貢献できる一番の裏付けだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 182

    ファンの心をつかめるか。~プロ野球とJリーグの観客動員力~(小川勝)
    pamcn
    pamcn 2013/01/10
  • 箱根駅伝、区間エントリーで心理戦。優勝を狙う有力校の戦略を読み解く。(生島淳)

    全日大学駅伝で、2年連続10度目の優勝を果たした駒澤大学。アンカーとして圧巻の走りを見せたエース窪田忍は、今回の箱根駅伝でもっとも注目される1人である。 箱根駅伝、注目の区間エントリーが発表された。区間配置、そして補欠に入ったメンバーから各校の戦略が見えてきた。 まずは大勢をおさらいしていこう。 戦力が明らかに充実し、優勝を狙えるのが駒澤大学と東洋大学の2校。 この2校を比較すると、上位選手の走力では駒大の方がやや有利だが、8番手以降の選手の力を比較すると、東洋大の方に分がある。優勝の行方を左右する特殊区間の5区、6区に関してもほぼ互角だ(両校とも山上りは経験がなく、山下りにはスペシャリストがいて計算が立つ)。 そして両校に対抗できる力を持つと予想されるのが、青山学院大学だ。 「予想される」と書かざるを得ないのは、青学大は10月の出雲駅伝では優勝したものの、11月に行なわれた全日大学駅

    箱根駅伝、区間エントリーで心理戦。優勝を狙う有力校の戦略を読み解く。(生島淳)
    pamcn
    pamcn 2012/12/31
  • 次のWBCは守備力と機動力で臨め!侍ジャパン、理想の打順とその弱点。(生島淳)

    「浩二ジャパンは糸井のチーム」と呼ばれるようになるか? その高い身体能力で、MLBに衝撃を与えたいところ。 「侍ジャパンは、今後、純国産の選手たちの晴れ舞台であるべきだ」 と書いたこともあり、日人メジャーリーガーが参加しないという条件下では、ほぼベストのメンバーが組めたのではないかと思う。 当は捕手に、参謀役として谷繁元信(中日)が欲しかったのが正直なところ。阿部慎之助(巨人)が正捕手になる見込みだから、どうしても谷繁は控えに回らざるを得なくなる。そうした条件では参加は厳しかったのかもしれない。 WBCのメンバー編成も政治的なものから自由ではありえない。もし、メジャーリーガーを選んでいたら、その選手は自動的に先発として起用されることになっただろう。 また、ケガの治療中の選手に、何人か欲しい人材もいた。 特に左肘痛の吉川光夫(日ハム)、左膝を手術した「おかわりくん」こと中村剛也(西武)

    次のWBCは守備力と機動力で臨め!侍ジャパン、理想の打順とその弱点。(生島淳)
    pamcn
    pamcn 2012/12/12
  • 日本一の陰でトライアウトへ……。巨人軍を戦力外になった男達の意地。(田口元義)

    2012年11月9日、クリネックススタジアム宮城で行なわれた12球団合同トライアウト。年々、その認知度は上がっており、今年もファンや報道陣が多く詰めかけるなか、選手たちは球団関係者に自らを必死にアピールしていた。 11月9日、クリネックススタジアム宮城で行なわれた12球団合同トライアウトに参加した選手は56名。数としては例年とほとんど変わらなかった。 しかし雰囲気は、これまでと何かが違う。 広島の末永真史は言う。 「『ロッカーではみんな暗いのかな?』と思いましたけど、意外とそういう感じでもなく。『頑張ろう』って雰囲気でしたね」 参加者は誰一人として手を抜いたプレーを見せなかった。それでも雰囲気が違うと感じたのは、おそらく、末永が言った「頑張ろう」という言葉の質のせいなのかもしれない。 イベント的な側面が強くなった“笑顔の”トライアウト。 打者で唯一、塁打を放ったDeNAの高森勇旗は、顔を

    日本一の陰でトライアウトへ……。巨人軍を戦力外になった男達の意地。(田口元義)
    pamcn
    pamcn 2012/11/12
  • 「見極め」「指名」から「見守る」まで。プロ野球スカウトの役割を再考する。(氏原英明)

    セ・リーグのCSファイナルステージ初戦で勝利投手となった大野雄大。「野手のみなさんのおかげです」と周りを気遣う礼儀正しいコメントを残している。 日シリーズが終了し、ストーブリーグが始まった。 ソフトバンクやオリックス、DeNAなどが活発にトレードを行うなど来季へ向けた動きが盛んになってきている。 入団する者もいれば、球団を去る者もいる。すでに発表されている、戦力外通告を受けた選手などには、甘くない現実が待ち受ける時期、ということになる。 11月9日と21日には合同トライアウトが予定されているが、そうした選手たちの動静を複雑な想いで見つめている人物たちがいる。 かつて彼らの入団のために尽力した、各球団の担当スカウトたちである。 あるスカウトは言う。 「この時期は辛いよね。最も辛いのは、変な噂があとから聞こえてくること。コーチから嫌われていたとか、試合にさえ出してもらえなかったとか。誰にだっ

    「見極め」「指名」から「見守る」まで。プロ野球スカウトの役割を再考する。(氏原英明)
    pamcn
    pamcn 2012/11/11
  • 優勝の秘密は“バランス感覚”にあり!巨人の絶妙なドラフト戦略を読み解く。(小関順二)

    東海大では首都大学リーグで通算37勝4敗、防御率0.57の成績を挙げた最速157km右腕の菅野智之。今季は大学に籍を残し、走り込みや投げ込みの強化トレーニングを続けてきた。 セ・リーグは巨人が圧倒的な強さを発揮して3年ぶりに優勝した。優勝が決定した9月21日現在、2位中日につけたゲーム差は11。「盤石」と形容してもいいと思う。優勝に貢献した選手たちのドラフト順位を見ると、巨人の強さがあらためて実感できる。 [野手] 亀井義行 '04年4巡 松哲也 '06年育成ドラフト3巡 坂勇人 '06年高校生ドラフト1巡 藤村大介 '07年高校生ドラフト1巡 長野久義 '09年1位 [投手] 内海哲也     '03年自由枠 西村健太朗 '03年2巡 山口鉄也    '05年育成ドラフト1巡 福田聡志    '05年大学&社会人ドラフト希望枠 澤村拓一    '10年1位 宮國椋丞    '10年2

    優勝の秘密は“バランス感覚”にあり!巨人の絶妙なドラフト戦略を読み解く。(小関順二)
    pamcn
    pamcn 2012/10/04
  • 日本一諦めきれない男の人生──。古木克明は今もオファーを待っている。(村瀬秀信)

    日々自らの身体に鞭打つようにして激しいトレーニングを続けている古木克明。古木ファンならば……ツイッターの@furukiktakとフェイスブックをチェックすべし! プロ野球が開幕して1カ月。全国各地では今年も連日勝った負けたと、いつものペナントレースが繰り広げられているわけだが、ちょっと考えてみてほしい。我々は何か重要なことを忘れてしまってはいないだろうか。 古木。 そう、古木克明の続報がまるでないのである。 開幕熱も落ち着いた今日この頃、ここで筆者は声を大にして言いたい。数多のプロ野球関係者、そしてスポーツメディアに携わる方々、ファンの人たち、古木忘れていませんか! と。 昨年10月の記事で総合格闘家からの引退と、まさかのプロ野球界再挑戦をぶち上げた古木は、その後2度のトライアウトに挑み、神戸で1安打、千葉では3安打と十分な結果も残し、人曰く「100点」と、やれる手応えもつかんだ。 東山

    日本一諦めきれない男の人生──。古木克明は今もオファーを待っている。(村瀬秀信)
    pamcn
    pamcn 2012/05/04
  • ヤンキースの評価は次の次で……。松井秀喜が格安年俸で勝負に出る!?(生島淳)

    2月上旬、広告関係のイベントに参加して、子供たちの野球教室を見守る松井秀喜選手。国内復帰はあり得ないということで、メジャー球団からの吉報を待ちつつ、日国内でトレーニングを続けている メジャーリーグではすでにスプリング・トレーニングが始まっているが、松井秀喜の所属先が決まっていない(2月17日現在)。 松井ファンとしては心配で仕方がないだろうが、今季のユニフォームが決まっていないのは松井だけではなく、同じような境遇に立たされている選手はたくさんいる。 2月上旬には、ヤンキースが松井獲得に興味を示しているとアメリカで報道され、私もその話が前進することを望んだ。 松井という選手は、伝統的、王道を歩む球団のユニフォームを着た時にこそ、実力以上のものを発揮すると思うからだ。 しかしバレンタイン・デーを過ぎても進捗は見られない。なぜ、話が進まないのか、この状況を概観してみよう。 「可処分所得」を増や

    ヤンキースの評価は次の次で……。松井秀喜が格安年俸で勝負に出る!?(生島淳)
    pamcn
    pamcn 2012/02/21
  • ビッグネーム獲得で若手が育つ?巨人、大型補強の真の狙いとは。(鷲田康)

    即戦力・村田修一のFA加入で、生え抜きである大田泰示の思い切った起用が可能となった。FAと若手育成を組み合わせることでより一層の戦力補強が実現するのである 勝利と育成。 監督とは総じて、この二律背反するテーマを追い求めて苦悩するものである。 「昔は勝手に選手が自分で這い上がってきた。選手は育てるのではなく、育つものだったけど、最近は手とり足とり、ときには後ろから選手のお尻を押して山を登らせなくちゃならない。いい、悪いということじゃなくて、そういう時代なんや」 楽天の星野仙一監督が、昨今の選手気質をこう評していたことがある。 もちろん今の時代にも勝手に山を登れる選手はいる。 例えば巨人の長野久義外野手はそんな選手の一人だった。 社会人からドラフト1位で入団したのだから、チームにとっては出てきてくれないと困る選手だった。だが、1年目のキャンプでは、こと打撃に関しては疑問を投げかける声も少なくな

    ビッグネーム獲得で若手が育つ?巨人、大型補強の真の狙いとは。(鷲田康)
    pamcn
    pamcn 2012/02/19
  • 1