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箱根駅伝、区間エントリーで心理戦。優勝を狙う有力校の戦略を読み解く。(生島淳)
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箱根駅伝、区間エントリーで心理戦。優勝を狙う有力校の戦略を読み解く。(生島淳)
全日本大学駅伝で、2年連続10度目の優勝を果たした駒澤大学。アンカーとして圧巻の走りを見せたエース窪... 全日本大学駅伝で、2年連続10度目の優勝を果たした駒澤大学。アンカーとして圧巻の走りを見せたエース窪田忍は、今回の箱根駅伝でもっとも注目される1人である。 箱根駅伝、注目の区間エントリーが発表された。区間配置、そして補欠に入ったメンバーから各校の戦略が見えてきた。 まずは大勢をおさらいしていこう。 戦力が明らかに充実し、優勝を狙えるのが駒澤大学と東洋大学の2校。 この2校を比較すると、上位選手の走力では駒大の方がやや有利だが、8番手以降の選手の力を比較すると、東洋大の方に分がある。優勝の行方を左右する特殊区間の5区、6区に関してもほぼ互角だ(両校とも山上りは経験がなく、山下りにはスペシャリストがいて計算が立つ)。 そして両校に対抗できる力を持つと予想されるのが、青山学院大学だ。 「予想される」と書かざるを得ないのは、青学大は10月の出雲駅伝では優勝したものの、11月に行なわれた全日本大学駅