記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 経営コンサルタントとして数多くの経理現場を拝見するようになって、あることに気づきました。それは、同じような経理の仕事をしているはずなのに、経営がうまくいっている会社とそうでない会社があるということです。これは一体どういうことだろう。ひょっとすると、経理社員の仕事の仕方にも、会社を良い方向に導く経理と、そうでない経理があるのかもしれない。本連載では、それを解明していきたい。 仕事で嘘をついたら一生負債を背負う 経営者や営業社員などは、仕事上「はったり」を使うこともあるでしょう。しかし実際の納品の際には、顧客を満足させることができるレベルまで引き上げたサービスや商品を提供する。それが一流の仕事の仕方と言えるかもしれません。 経理の仕事はどうでしょうか。はったりを使う機会自体、まずな