マサチューセッツ工科大学(MIT)は4月2日、Lemelson-MIT賞の2007年受賞者がティモシー・スウェイガー博士に決定したと発表した。スウェイガー博士には賞金50万ドルが授与される。Lemelson-MITプログラムは1994年に創設、その年最高の発明をした科学者に、Lemelson-MIT賞を与えている。 スウェイガー博士は数多くの発明をしているが、特に高く評価されたのが、一般に爆発物に用いられる、芳香族ニトロ分子に反応する増幅蛍光ポリマーの開発。博士は2001年、特許を取得したポリマー技術を、Nomadics(現ICx Technologies)にライセンス供与。同技術は爆発物探知機「Fido Explosives Detector」に使用された。現在、イラクに派遣された米軍が、Fidoを利用している。イラクだけでなく、Fidoは米国内でも使用されている。スウェイガー博士は、空
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