米商務省の技術担当責任者によると、ドットコムバブル崩壊の余波でIT分野を目指す人々が大幅に減った結果、IT業界は人材不足に直面しているという。 商務省のロバート・クレサンティ技術担当次官は米eWEEKとの独占インタビューで、「IT労働力のスキル不足は、かつてなく深刻な状況だ。適切なスキルセットを持った技術者が不足している」と語った。 クレサンティ氏によると、米国の専門学校や大学では技術系の学生が減少しており、これがITプロフェッショナルの不足という事態を招く結果となっているという。技術系の学生を増やす対策を進めるとともに、就労ビザ保有者などを含む外国人労働者に門戸を拡大する必要性を同氏は強調。「就労ビザ保有者を受け入れなければ、わが国の経済は混乱に陥るだろう」。 「学生ビザの発給事務の迅速化も必要だ」と同氏は話す。9.11同時テロ以降、ビザの審査基準が厳しくなったために、多くの外国人学生が
![米政府、IT業界の人材不足に危機感を表明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)