三菱東京UFJ銀行が1日、行名を「三菱UFJ銀行」に切り替え、全国515拠点で看板が変わった。旧東京銀行由来の「東京」を外し、持ち株会社の名前の三菱UFJフィナンシャル・グループと合わせた。旧行名の通帳やキャッシュカードはそのまま使える。 1946年設立の旧東京銀は、かつて唯一の外国為替銀行として国際的な知名度が高かった。2度の合併を経ても「東京」の名前は残っていたが、顧客から「行名が長すぎる」などの指摘が出ていたという。持ち株会社と名称を統一し、ブランド力を上げる取り組みにつなげたい考えだ。英語での新しい行名は「MUFG Bank」となる。(柴田秀並)