米ニューヨーク・マンハッタンにあるサラ・D・ルーズベルト公園で、ネズミ駆除を行う衛生局職員が足でふさいだ穴から顔を見せたネズミ(2018年6月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / Don EMMERT 【6月17日 AFP】穴の中からとがった鼻の先と2つの小さな黒い目が見えたが、もう遅い。足でふさがれていた穴に素早くドライアイスが押し込まれた。 米ニューヨーク市衛生局の新たな武器はネズミに確実な死をもたらす。マンハッタン(Manhattan)で最も古い地区の一つ、ロウアー・イーストサイド(Lower East Side)にあるサラ・D・ルーズベルト公園(Sara D. Roosevelt Park)ではリック・シメオネ(Rick Simeone)氏率いるネズミ駆除チームが業務に当たっている。 前日、駆除チームは3時間以上かけて67か所のネズミ穴の位置を確認した。それは250匹以上のネズ