先日、ファブラボ大分・豊住さんにお声がけいただいて大分市美術館の「ダンボールアート遊園地 大分をあそぼう」のワークショップを担当いたしました。 夏の工作もキットが売っている世の中。立派なものができる、ではなくて手元にあるものを、どう工夫して作り変えるか、というところに比重を置きたいね、と今回のテーマはすぐに決まりました。 というのも、我らオトナはついつい「いいものを作る」がゴールになりがち。ワークショップでは使ったり、改造する楽しみを体験してほしいですよね、という話をしているときに、アイデアはやってきたのです。 「紙相撲とかどうっすかね…!」 そこからは、オトナ二人でああでもないこうでもないと、稽古の始まりです。やはり相撲は一に稽古、二に稽古です。 しかし、試作で作った力士が前にすすみません。 足の角度を直し、いじりすぎて弱った力士の膝をマスキングテープで補強し(「テーピング」と呼んでいま