教育映像3千本を無料配信 総務省など、6千校に提供2008年8月31日20時49分印刷ソーシャルブックマーク 高速インターネット回線の普及を追い風に、教育用の映像を学校に無料で配信する取り組みが広がってきた。総務省とNHK、NECなどが協力した事業は、著作権の問題を処理したうえでNHKの番組などを約3千本用意し、全国の小中学校の約18%にあたる約6300校に提供した。7月からは海外の日本人学校への無料配信も始まった。 総務省の外郭団体、マルチメディア振興センターが06年から行っている。配信するのは小中学校の理科、社会科用の映像が中心で、メダカの生態、桜の開花の瞬間、台風の様子など様々で、教師は授業に応じて映像を選ぶ。NHKの映像はビデオクリップが3〜5分、番組なら20分ほど。教室のプロジェクターに映しても画質は鮮明だ。 NECなど数社の協力企業が、映像利用に伴う諸費用としてNHKに年間約4