ソフトウェアの開発者・テスト技術者・品質管理/品質保証の担当者の方へJSTQBからの情報を届ける「JSTQB カンファレンス in 2022 Autumn」。ここで五味氏が「DXに求められるソフトウェア品質とその計測」をテーマに登壇。続いて、『ソフトウェア開発分析データ集2022』の内容について話します。前回はこちらから。 定量データの傾向性 五味弘氏:ということで最初の一歩です。前振りがやっと終わりました。 (スライドを示して)私たちは『ソフトウェア開発分析データ集2022』というものを、9月26日に公開しています。昔の名前は「ソフトウェア開発データ白書」で、知っている人が99パーセントいてくれればうれしいなと思うのですが、その後継が「分析データ集」で、2022年版を9月26日に公開したばかりです。今日はこれを紹介したいと思います。 最初に結論です。2年に1回(「分析データ集」を)出して
![「2022年は生産性も品質も低下した」 『ソフトウェア開発分析データ集2022』から見る結果](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f951b35d8625c32b93cc493eb1cf7ea0c2ec0100/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Farticle_images%2FMK15G1HpSWV2b2Rmb2kgEZ.png)