米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)のマイアミ大学ミラー医学部(University Of Miami Miller School Of Medicine)で行われたシンポジウムで、はり治療を行う同大の医師(2010年4月23日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle 【5月31日 AFP】はり治療は、アデノシンとよばれる物質を放出させることで体の痛みを和らげているとする研究が23日、米ロチェスター大学メディカルセンター(University of Rochester Medical Center)の研究者らによって米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」上で発表された。 このメカニズムは、マウス実験で明らかになった。研究チームは、マウスの右前足に炎症を引き起こす薬剤を注射。その後、マウスのひざの中心線