(英エコノミスト誌 2013年12月21・28合併日号) 人々の飲酒量は減っているが、危険な飲酒が増えている。政策立案者はアルコールの値上げを検討しており、業界は頭を悩ましている。 マドリードの中心にあるスペイン広場には昼間、観光客が押し寄せ、「ドン・キホーテ」の作者ミゲル・デ・セルバンテスの像と一緒に写真を撮っている。 ところが夜になると、スペイン文化の新たな側面が顔を出す。若者がたむろし、ウイスキーやウオツカをファンタレモンで割ったものをペットボトルでがぶ飲みしているのだ。 地面には空のボトルが散乱している。近くでは、3人の若い男が道路に吐く友人を介抱していたりする。 かつてこのような酒盛りはスペインでは珍しいことだった。酒は食事の時にしか飲まないという地中海の飲酒文化が浸透していたためだ。それが変わろうとしている。スペインをはじめとする多くの先進国で、飲酒問題が――一部の層で――深刻
12月25日、金融庁は、有識者らで構成する金融指標の規制のあり方に関する検討会の議論を取りまとめ、TIBORを規制の対象とする方針を盛り込んだ。写真は11月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 25日 ロイター] -金融庁は25日、有識者らで構成する金融指標の規制のあり方に関する検討会の議論を取りまとめ、東京銀行間取引金利(TIBOR)を規制の対象とする方針を盛り込んだ。 ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)をめぐる不正操作問題をまえて証券監督者国際機構(IOSCO)が7月、金融指標に関する原則をまとめるなど国際的に規制を整備する動きがあり、金融庁も足並みをそろえる。来年の通常国会に金融商品取引法改正案を提出し、早ければ15年度にも施行の見通し。
内閣府が25日発表した国民経済計算確報によると2012年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP、ドル換算)は前年比0.6%増の4万6537ドルと、3年連続で過去最高を更新した。経済協力開発機構(OECD)加盟国中の順位は10位と前年の14位から上昇した。12年の名目GDPは5兆9359億ドルで、世界GDPに占める比率は8.2%と前年に比べて0.1ポイント低下した。1人あたりGDPを円建てでみ
宗像 誠之 日経ビジネス記者 日経コミュニケーション、日本経済新聞社産業部、日経コンピュータを経て、2013年1月から日経ビジネス記者。 この著者の記事を見る
東京地検は24日までに、労働基準法違反の疑いで告訴・告発されていた早稲田大学と、鎌田薫総長ら理事計18人について、不起訴処分(嫌疑なし)とし、発表した。処分は20日付。 告訴・告発内容は、非常勤講師の就業規則を制定する際、早大側は労働者の過半数を代表する者の意見を聞く必要があると同法で定められているのに、意見を聞かずに今年4月施行の就業規則を制定したとするもの。地検は「故意は認められず、犯罪の嫌疑がない」と判断した。
10分未満の残業時間を切り捨てたため残業代の未払いが生じたとして、柏労働基準監督署(千葉県柏市)が、大手学習塾「市進学院」を運営する市進(東京)に対し、過去2年分の残業時間を1分単位で再計算し、未払い分を市進学院の講師2人に支払うよう是正勧告していたことが24日、分かった。2人が加入する全国一般東京東部労働組合が明らかにした。
高校球児憧れの甲子園。 そのおひざ元、兵庫県の高校に、あえて甲子園を目指さないという硬式野球部が来年4月につくられます。 この野球部のねらいとは? 目指すのはあくまでもプロ野球 新たに硬式野球部を創部するのは、兵庫県芦屋市にある私立の芦屋学園高校です。 来年4月の野球部発足を控え、先月から入部を希望する中学生を対象に体験練習会を開いています。 創部に当たりこの高校が打ち出したのが「あえて甲子園を目指さない」という方針。 高校の野球部としては極めて異例です。 なぜ甲子園を目指さないのか。 新たに発足する野球部が高野連=日本高等学校野球連盟に加盟しないことにしたからです。 高野連に加盟しなければ、高野連が主催する大会への出場はできません。 春夏の甲子園だけでなく、地方大会にも参加できないのです。 では、この野球部は何を目指すのか?実は甲子園出場より、将来、セパ12球団や大リーグで活躍できるプロ
東京電力は24日、福島第一原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)内にたまった水の水位が下がっていたと発表した。東電は堰の中の汚染された雨水約225トンが堰の破損部から漏れ、周辺の土壌に染み込んだ可能性が高いとみている。 別のタンクの区画でも堰のコンクリートの継ぎ目などで水漏れが相次いでいるが、これだけ大量に漏れるのは初めて。東電はすべての区画で堰の内側に水を通さない樹脂を塗る。 水漏れが疑われているのは、区画「H4」と「H4東」。H4東の堰内の水位は20日に12センチだったが、24日には1センチにまで下がっていた。漏れたとすると、109トンに相当する。H4は12センチが5センチになっており、最大116トンの水が漏れた可能性がある。H4東の堰内の水からは、20日の測定で1リットルあたり440ベクレルのストロンチウムを検出。H4は同20ベクレル。いずれも東電の暫定排出基準の10ベクレル未満を超えた
「大敗だ」-。平成26年度予算案の編成作業を終えた財務省幹部はこう言って唇をかんだ。経済成長とともに財政健全化への道筋を描くことをテーマとした今回の予算編成だったが、景気回復に伴う税収増を背景に、与党からの“歳出増額”圧力に押し切られた。診療報酬改定での“秘策”も… 今回の予算攻防の天王山となったのが、2年に一度の診療報酬改定だ。 11月15日、首相官邸で開かれた経済財政諮問会議。あいさつに立った安倍晋三首相は「国民負担につながることは厳に抑制しなければならない」と診療報酬の引き下げに決意を示し、民間議員も次々と減額改定の必要性を強調した。 官邸の意を受けた財務省には“秘策”があった。 診療報酬は、手術代や医師の人件費などの「本体」と「薬価」で構成される。実勢価格が下がっている薬価の減額には、与党も理解を示している。問題は病院長や医師の収入に直結する「本体」部分の扱いだ。
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