投稿:2015年2月17日 最終更新:2017年12月29日 民主党の経済政策は、率直に言ってちょっと不思議です。例えば先ごろ行われた民主党の代表選挙などを見ていると、よく分かります。 代表に決まった岡田氏は消費増税すべきという持論を持っているようです。そして、対抗馬だった細野氏は円高を是としていました。ついでに言うと枝野幹事長は、金利を上げて景気回復というようなことを言っています。 でも、このような政策を掲げるのは、かなりおかしなことなのです。と言うのも、本来左派政党というのは金融緩和を促進する立場をとるケースが多いからです。むしろ、金融の引き締めを是とするような発言ばかりなんですよね。 金融緩和は雇用につながる なぜ左派政党が金融緩和に積極的なのでしょうか。 金融緩和というのは、実は、雇用政策でもあるからです。一般的に金融緩和が行われると、失業率は減り求人倍率は増えると考えられています