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ブックマーク / kimugoq.blog.ss-blog.jp (1)

  • 物々交換の神話──グレーバー『負債論』を読む(2): 海神日和

    早起きじいさんのひとりごと。柳田国男の話、商品世界論、1970年代論、読み残したの紹介、気まま旅の記録など。 安直な気持ちで読みはじめたが、途中で、これは手に負えないと気づいた。 しかし、乗り出した船である。途中で投げだす可能性は高いが、ともかく最後まで目をとおそうと思っている。まだ2章にはいったところである。 前回、負債の特徴は、それが貨幣で計算され、貨幣で返済を義務づけられることだと書いた。すると、負債の歴史は、貨幣の歴史にほかならないことになる。 経済学では、貨幣は物々交換から生まれたとされるのが一般的である。 ほんとうにそうだろうか、と著者は疑う。 なぜなら、双方の欲求が一致しなければ成立しない、物々交換ほどむずかしいやりとりはないからだ。ところが、経済学では、その不便さを解消するために貨幣が生まれたというのだ。 紀元前330年ごろ、アリストテレスはすでにこう考えていた。もともと

    物々交換の神話──グレーバー『負債論』を読む(2): 海神日和
    paravola
    paravola 2020/11/26
    歴史を振り返れば、貨幣が発生したのは、紀元前3000年ほど前、メソポタミアのシュメール文明においてである。そのとき貨幣は、神殿を中心とした都市国家を維持するために、官僚たちによって発明されたのである
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