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  • 特集ワイド:人気漫画「チ。」で魚豊さんが描く変革期とは 今を精いっぱい生きる 多様な価値観に触れ 言葉には人を救う力 | 毎日新聞

    地動説をテーマに「真理」を追究する人々を描いた漫画が話題を呼んでいる。漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載中の「チ。-地球の運動について-」だ。作者は弱冠23歳の魚豊(うおと)さん。新進気鋭の漫画家に、作品でも描かれた変革期の生き方について聞いた。 漫画は15世紀の中世ヨーロッパで、地動説が異端思想として激しく弾圧されている架空のP王国が舞台だ。そこで、真理を探究する若い研究者や学生らが、地球が他の惑星とともに太陽の周りを回っているとする「地動説」の証明に命を懸ける姿を描く。随所にちりばめられたプラトンなど古代ギリシャの哲学者の言葉が、登場人物のパンチラインを補強する作風に、表現への強いこだわりが感じられる。 2020年9月から連載開始。同年に発刊された漫画を対象に書店員らがお薦めを選ぶ「マンガ大賞2021」で2位に輝くなど脚光を浴びた。現在3巻まで出ている単行の総発行

    特集ワイド:人気漫画「チ。」で魚豊さんが描く変革期とは 今を精いっぱい生きる 多様な価値観に触れ 言葉には人を救う力 | 毎日新聞
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    pariscom 2021/05/08
  • 記者の目:河野氏、「次」を狙うなら 持論示し理解得る努力を=田辺佑介・甲府支局(前政治部) | 毎日新聞

    高まる存在感とは裏腹に、政治家としての考えはむしろ見えにくくなっている気がしてならない。河野太郎行政改革担当相のことだ。2018年春から今年3月まで、外相、防衛相、行革担当相としての河野氏を取材し、その振る舞い方が変化するのを見て、もどかしい思いを抱かずにはいられなかった。 党内支持拡大へ 自己主張控える 河野氏の硬軟織り交ぜた言動は注目される。ツイッターの発信に力を入れ、人は「選挙前だけやる議員が多いが意味がない。選挙までにどれだけフォロワーを集められるかだ」と語る。その狙い通り、フォロワー数が230万人を超え、現職国会議員で最多だ。行政手続きの押印廃止を実現するなど閣僚としての手腕も発揮している。毎日新聞と社会調査研究センターによる1月の全国世論調査では「次の衆院選後の首相にふさわしいと思う人」のトップに名前が挙がった。 河野氏といえば、自己主張の強さと独走ぶりで時に周囲と摩擦を起こ

    記者の目:河野氏、「次」を狙うなら 持論示し理解得る努力を=田辺佑介・甲府支局(前政治部) | 毎日新聞
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    pariscom 2021/05/08
  • 労働生産性で初めて韓国に負ける「日本に根ざす敗因」 | 熊野英生の「けいざい新発見」 | 熊野英生 | 毎日新聞「経済プレミア」

    人の働き方は生産性が低いのか(マスクをつけて通勤する人たち)=東京都千代田区で2020年4月15日、北山夏帆撮影 日生産性部が調査している労働生産性のデータによると、日の2019年(直近値)の就業者1人当たりの労働生産性(実質GDP÷就業者数)は8万1183ドル(購買力平価で換算したドル価格)で、OECD(経済協力開発機構)加盟37カ国中26位だ。日はこれまで6年間ほど21位の座を維持してきたが、19年は大きく順位を下げてしまったかたちだ。 これに対し、韓国は同8万2252ドルで24位と日を1.3%上回っている。韓国は人口が日の4割程度と小さいが、人口動態や産業構造はよく似ている。だが、経済成長率は日の方が低く、初めて労働生産性の逆転を許してしまった。その理由を考えてみたい。 コロナ禍で下がる日の生産性 人口減少傾向で悩んでいる点で、日韓国は共通している。10~20

    労働生産性で初めて韓国に負ける「日本に根ざす敗因」 | 熊野英生の「けいざい新発見」 | 熊野英生 | 毎日新聞「経済プレミア」
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    pariscom 2021/05/05
  • そこが聞きたい:村上春樹文学の拠点=早大国際文学館長・十重田裕一氏 | 毎日新聞

    作家の村上春樹さんから寄託・寄贈される直筆原稿などの資料を保管し、研究に活用する早稲田大学国際文学館(通称・村上春樹ライブラリー=、東京都新宿区)は、改修工事を終えるなど開館予定の10月に向け着々と準備が進んでいる。村上文学を基点に国際的な文学研究の拠点を目指す同館の取り組みと展望を、十重田裕一館長(56)に聞いた。【聞き手・大井浩一、写真・丸山博】

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    pariscom 2021/05/04
  • なるほドリ・ワイド:コロナワクチン/上 接種の流れ=回答・小川祐希 | 毎日新聞

    新型コロナウイルス感染症のワクチン接種(せっしゅ)が、国内でも始まりました。現在の対象は65歳以上のお年寄りで、ワクチンの供給が進むにつれて今後対象が広がる見込みです。接種は無料ですが、受けるには自分で日時や会場を予約する必要があります。接種当日に忘れてはいけない持ち物もあります。ワクチン接種の流れを確認しておきましょう。

    なるほドリ・ワイド:コロナワクチン/上 接種の流れ=回答・小川祐希 | 毎日新聞
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    pariscom 2021/05/04
  • 社説:辺野古埋め立てと遺骨 戦没者の尊厳損なうのか | 毎日新聞

    沖縄戦で犠牲になった人々の遺骨を含んだ土砂が、米軍施設の建設に使われる恐れが出ている。 米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に関し、政府が埋め立て土砂の採取予定地に沖縄島南部の糸満市などを加えたからだ。 県議会は今月、沖縄戦の戦没者の遺骨が混入した土砂を使用しないよう国に求める意見書を全会一致で可決した。 激戦地となった島南部には、今も犠牲者の遺骨が眠っている。遺骨収集ボランティアらが「戦没者の骨が混じり、血が染みこんだ土砂を新基地で使うのは人道上許されない」と抗議活動を繰り広げ、県議会を動かした。 第二次大戦末期、土防衛の「捨て石」にされた沖縄では、住民を巻き込んだ地上戦が行われた。県民の4分の1にあたる約12万人が亡くなり、今も約2800柱の遺骨が見つかっていないという。 5年前に施行された「戦没者遺骨収集推進法」は、遺骨収集を「国の責務」と定めている。それも十分に果たさぬまま、土砂

    社説:辺野古埋め立てと遺骨 戦没者の尊厳損なうのか | 毎日新聞
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    pariscom 2021/04/27
  • 東日本大震災:福島原発・海洋放出 処理水、地元との約束どこへ 「関係者の理解」得ぬまま | 毎日新聞

    福島県漁業協同組合連合会の野崎哲会長(右端)らとの面会を終え、あいさつする梶山弘志経済産業相(左奥)=福島県いわき市で2021年4月13日午後3時59分、宮間俊樹撮影 政府と東電、信頼担保できず 東京電力福島第1原発の処理水の処分に当たり、政府・東電はこれまで「関係者の理解なしに、いかなる処分も行わない」と地元住民らに説明してきた。政府は4月、約2年後の海洋放出の方針を決めたが、この「約束」には触れていなかった。政府・東電は「関係者の理解が大前提」というが、理解を得る道筋は見えてこない。地元との約束はどこへ――。 2015年1月、福島市内で開かれた政府・東電と地元の市町村長らとの会合だった。福島県漁業協同組合連合会の野崎哲会長が、福島第1原発のタンクの水に含まれる放射性物質の濃度を下げてから海に流す可能性について聞くと、経済産業省の幹部は「関係者の理解を得ることなくして、いかなる処分も考え

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    pariscom 2021/04/23
  • 根深い日本の「ワクチン嫌い」 信頼度高めるためには何が必要か | 毎日新聞

    新型コロナウイルスのワクチン接種風景。ワクチンへの理解を深める取り組みが急がれている=名古屋市中区の国立病院機構名古屋医療センターで2021年2月19日午後4時2分、兵藤公治撮影 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、各国でワクチンへの期待が高まっている。世界最速のペースで接種が進むイスラエルでは、大幅に感染者を減らしたとの報告もある。だが、日海外に比べてワクチンへの忌避感が強いという。なぜなのか。その背景に迫った。 日のワクチン嫌いは根深い――。そんな印象をもたらす調査結果を英ロンドン大などのチームがまとめ、英医学誌ランセットに掲載した。 2015年から19年にかけて、149カ国の18歳以上28万4381人に対し、ワクチンの安全性や有効性についてどう考えているかアンケートした。すると、安全性では、日は15年が147位、19年が最下位。有効性でも、15年が147位、19年は148

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    pariscom 2021/04/18
  • 陸自配備から5年、国境の島は今 切迫感と「要塞化」のはざまで | 毎日新聞

    沖縄・与那国島南西部にある陸上自衛隊与那国駐屯地。フェンスで隔てられた牧場では馬が草をはむ=沖縄県与那国町で2021年3月23日午後3時43分、竹内望撮影 島を二分した住民投票を経て日最西端の与那国島(沖縄県与那国町)に陸上自衛隊の駐屯地が開設されてから5年がたった。周辺海域で中国が動きを活発化させる中、南西地域の防衛力強化の一環として配備された自衛隊の存在は島の住民に浸透し、反対の声は薄れつつある。 那覇空港から直行便で約1時間半。与那国島は台湾から東約110キロに位置する。コンクリートや赤瓦の民家が並ぶ集落前の港に子供たちの遊ぶ声が響き、島内の牧草地や道路を在来馬の「与那国馬」が悠然と歩く。「自衛隊基地反対 島の元気をみんなでつくろう」。中心集落の一角に残る立て板の「反対」の文字は消えかけていた。「反対を呼び掛ける他の横断幕やのぼりは全てなくなりました」。集落で民宿を営む狩野史江さん

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    pariscom 2021/04/17
  • 「首相信じたけど何も変わらない」 沖縄・普天間返還、合意25年 | 毎日新聞

    日米両政府が1996年4月、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の全面返還に合意して12日で25年となる。「5~7年以内」とされた返還だが、県内移設が条件とされ、今も実現していない。市街地にある普天間飛行場の周辺住民は米軍機による騒音や事故に悩まされ、返還への市民の期待は冷めきっている。政府は米中対立を背景に「唯一の解決策」とする名護市辺野古への移設に固執するが、埋め立て予定海域での軟弱地盤発見などで工事は難航し、先行きはなお不透明だ。 1日平均32回の「爆音」 普天間飛行場のフェンスに隣り合う宜野湾市の上大謝名(うえおおじゃな)さくら公園。4月上旬、芝生を走り回る子供たちの真上を米軍機がごう音を響かせて通り過ぎた。公園は滑走路の延長線上にある。「怖い」。男児は足を止めて空を見上げた。 約10万人が暮らす市の面積の約24%を占める普天間飛行場。周辺に住宅が密集し、日夜、騒音と事故の危険にさら

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    pariscom 2021/04/12
  • 枝野氏が処理水海洋放出を批判「福島県民や漁民をばかにしている」 | 毎日新聞

    立憲民主党の枝野幸男代表は10日、東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する方針を固めた政府の対応を批判した。「福島県民や漁師を、ばかにしているという怒りでいっぱいだ」と長野県松市内で記者団の質問に答えた。 風評被害対策や安全性に関する地元への説明が不十分だとして「結論ありきで走っている。県民が…

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    pariscom 2021/04/12
  • 進撃の巨人、ついに9日完結 世界が注目 その後も“進撃”は続く | 毎日新聞

    人気漫画「進撃の巨人」が9日、「別冊少年マガジン」(講談社)で完結する。人をべる巨人と人類との戦い――。ショッキングな場面や、中盤から急展開するストーリーが話題を読んだ作品は、約11年半にわたって連載。国内外で累計発行部数が1億部(電子版を含む)を超え、平成・令和を“進撃”する大ヒット作になった。その結末を、世界中が固唾(かたず)をのんで見守っている。【松倉佑輔/デジタル報道センター】 「あーー進撃終わってほしくない」 「9日(午前)0時になったらダウンロードして読むと決めてる。どんな結末になるのかな」 「最終回 俺はどんな未来でも受け止める」 講談社が最終回に向けて、3月末からネットで始めたカウントダウン企画。そのツイッターでは、連載終了を惜しむ声や最終回への期待が広がった。 ウェブ上のコメントは日語だけではない。「It's really…

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    pariscom 2021/04/08
  • 首相「最賃1000円目指す」 経財諮問会議、ポストコロナ議論 | 毎日新聞

    政府は22日、経済財政諮問会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の全面解除を受け、「ポストコロナ」に向けた経済政策議論に着手した。菅義偉内閣として初となる経済財政運営の指針「骨太の方針」に向けた議論につなげ、経済の再浮上策を探る。 会議では、民間議員が最低賃金の引き上げや空き家を活用した2地域居住支援など、東京一極集中是正を加速させるよう提言。菅首相は「春闘の賃上げのモメンタム(勢い)を中小企業や地方に広げるため、最低賃金を早期に全国平均1000円とすることを目指す。骨太の方針(をまとめる)までにしっかり議論する」と述べた。 また、麻生太郎金融担当相は会議で、地域企業の経営人材確保を支援するため、メガバンクや大手商社などから1万人規模の人材リストを作成することを表明した。金融庁は2020年度第3次補正予算で、専門人材を中堅・中小企業へ派遣する人材マッチング事業に約30億

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    pariscom 2021/03/23
  • 社説:賃上げ鈍化の春闘 人への投資は成長の礎だ | 毎日新聞

    今春闘で賃上げの動きが鈍化している。けん引役の大企業で、基給を底上げするベースアップ(ベア)を見送ったり、上げ幅を縮めたりするケースが増えた。 新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が悪化したためだ。賃金の伸び率は、8年ぶりに2%を割り込む可能性がある。 所得が伸び悩んで消費が低迷すれば、景気は冷え込む。賃上げの流れを停滞させてはならない。 経営側は早くから、事業継続を優先する方針を強調し、賃上げに予防線を張っていた。 労働側も雇用の維持に軸足を置いた。自動車産業ではベア要求の見送りが相次ぎ、電機産業はベアの要求額を前年より下げた。 コロナ禍で運輸や観光、飲関連の企業が打撃を受けたのは事実だ。ただし、巣ごもり需要やデジタル化の追い風を受けた電機の業績は速足で改善し、自動車も中国市場の急回復に支えられている。 コロナを言い訳に賃金を抑制する動きがなかったか、十分な点検が求められる。 そも

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    pariscom 2021/03/21
  • 河野氏絶句、官僚も異動恐れるコロナ室 月378時間残業の現実 | 毎日新聞

    参院予算委員会で、コロナ室で超過勤務が常態化している問題について立憲民主党の宮沢由佳氏の質問に答える西村康稔経済再生担当相(右)。手前左は菅義偉首相=国会内で8日、竹内幹撮影 「それ、月(1カ月)で?」 舌鋒(ぜっぽう)の鋭さで知られる河野太郎行政改革担当相が絶句した。3月5日夕の記者会見。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室(コロナ室)の職員の超過勤務時間の最長が約378時間に達することへの感想を求められた場面での出来事だ。河野氏は「相当ひどいですね。『黒』(くろ)を通り越している」と続けた。政府関係者は「コロナ室は霞が関でも一、二を争う『ブラック』職場だと知られていて、異動の辞令が極端に恐れられている」と漏らす。一体何が起きていたのか。【政治部・飼手勇介、田辺佑介、竹地広憲】 閣僚も、与野党議員も驚がく 政府は3月5日に安達澄参院議員(無所属)の質問主意書に対する答弁書を閣議決定

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    pariscom 2021/03/10
  • 故郷奪われ、母と突然の別れ…「原発事故さえなければ」 | 毎日新聞

    東京電力福島第1原発事故から間もなく10年。福島県双葉町出身の末永良一さん(70)=埼玉県八潮市=は、「あの事故が無ければ……」という思いが今も消えない。原発事故後に実家を失い、母親は入所先の施設で自ら命を絶った。県内の避難者らが国と東電に損害賠償を求めたさいたま地裁の集団訴訟で、原告に加わっている末永さんは3日に証言台に立ち、裁判官らに現在の心境を訴えた。【平絢子】 2011年3月11日。当時、茨城県牛久市で暮らしていた末永さんは地震発生時、東京都内の職場にいた。ニュースで福島県沖での地震と知り、母のことが頭をよぎった。双葉町の実家は福島第1原発から約2・5キロ。92年に父昇さんが亡くなり、母節子さんが1人で暮らしていた。 実家が津波被害を免れたことを知り、2日後には…

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    pariscom 2021/03/06
  • 東日本大震災10年へ:災害公営住宅、全計画分完成 8県で2万9654戸 盛岡・南青山、来年2月から入居 /岩手 | 毎日新聞

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    pariscom 2021/03/06
  • 再生エネ普及阻む景観破壊 実現不透明な風力 行き詰まる太陽光 | 毎日新聞

    東京電力福島第1原発事故による負のイメージを拭う「再エネトップランナー」として、自然エネルギーの普及を掲げる福島県。洋上のみならず山間部でも風力発電計画があるが、景観を損ねるとの反対の声もあり、実現の可否は不透明だ。これに対し、同じ「再エネ」の太陽光発電は整備が進んできたが、ソーラーパネルの設置場所もなくなりつつあり、行き詰まりもみえる。【木下翔太郎、平塚裕介、磯貝映奈】 理解されない陸上風力 福島市から南東へ約20キロに位置し、阿武隈山系に囲まれた自然豊かな川俣町。2016年以降、同町(避難指示解除は17年)を含めた6市町村の山間部で、福島県や国などが連携し「阿武隈北部風力発電」と仮称される大規模な風力発電計画が進んでいた。 約1万4500ヘクタールに高さ150メートルの大型風車を約100基建設する計画で、最大出力は一般家庭約10万世帯分の約400メガワット。完成すれば県内最大級の風力発

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    pariscom 2021/03/06
  • いまだ見えぬ廃炉、膨らむ負担 それでも国は再稼働目指すのか | 毎日新聞

    事故発生からまもなく10年を迎える福島第1原発の(右から)1~4号機=福島県大熊町で2021年2月13日午前11時43分、社ヘリから手塚耕一郎撮影 水素爆発によって建屋の上部が吹き飛ばされ、鉄骨がむき出しになった1号機、灰色のカバーで覆われた4号機――。東京電力福島第1原発事故の発生から10年。現場には今でも生々しい爪痕が残る。2月16日午後、視察ツアーに参加した記者が海抜35メートルの高台から原子炉を見下ろしていると、10分ほどで左胸ポケットに入れた放射線測定器の甲高い機械音が鳴り響いた。1日に浴びられる放射線上限値の5分の1に到達した合図だ。 …

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    pariscom 2021/03/04
  • 東日本大震災10年へ | 毎日新聞

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    pariscom 2021/02/14