米Tesla(テスラ)は2026年6月までに自動運転タクシー(ロボタクシー)の量産を始める方針を明らかにした。AI(人工知能)を全面的に使う「End-to-End(E2E)」自動運転で、監視が不要な「レベル4」が実現する可能性がある。米Waymo(ウェイモ)などがルールベース方式のロボタクシーを商用化してきたが、E2Eへの置き換えが始まる。テスラは将来的にあらゆる場所で自動運転ができる「レベル5」まで視野に入れる。 「車の中で眠り目的地で目を覚ますことができる」。テスラ最高経営責任者(CEO)のElon Musk(イーロン・マスク)氏は、開発中のロボタクシー専用車「Cybercab(サイバーキャブ)」の投入により移動の過ごし方が一変すると豪語する(図1)。テスラは2023年にE2Eを人の監視がいる「レベル2」で実用化し、それからわずか3年でレベル4に引き上げる異例のスピード感で開発に臨む。

