お薬Q&A ~Fizz Drug Information~ 薬や病気に対する「誤解」や「偏見」から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい|リンク・引用はご自由にどうぞ(改変は控え、出典の明記をお願い致します) 「お薬Q&A~Fizz Drug Information」は、https://www.fizz-di.jp/へ移転しました。 お手数おかけ致しますが、ブックマーク等の更新をお願いいたします。
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、「概日リズム睡眠障害(睡眠・覚醒リズム障害)」の一型である非同調型の発症に、体内時計周期の異常が関連していることを明らかにしたと発表した。成果は、NCNPの三島和夫部長、北村真吾研究員らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、7月30日付けで医科学誌「BIOLOGICAL PSYCHIATRY」に掲載された。 近年、睡眠・覚醒リズムの異常を訴える患者が増加している。同じ時刻に眠ることができず、睡眠時間帯が毎日1時間ほど遅れてゆく睡眠障害だ。よって、毎朝に決まった時刻での起床も困難であるため、学校や会社でも遅刻を繰り返してしまう。その結果、欠席や休職などで引きこもりがちな生活になってしまい、さらに睡眠リズムが不規則になる悪循環に陥る。月の半分以上で日中に起きていられず、海外旅行から帰ってきたような時差ぼけ症状に苦しみ、社会生活に大きな支障が
最後に、健やかな睡眠のために心がけるとよいことは何だろうか、考える。 ここまで読んでくださった方は、「心がけるべき」などと「べき」論になってしまうと、不眠などには逆効果かも知れない可能性を織り込んだ上で聞いてほしい。 この話題の導入として紹介したいのは、意外かもしれないが「宇宙と睡眠」というテーマ。 「私はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙医学研究のワーキンググループに参加していまして、睡眠や体内時計の担当なんですね。宇宙空間で困る医学的な問題は、宇宙酔いだとか、重力がないための骨粗鬆症とかいろいろあるんですけど、睡眠や体内時計の問題も大きくて、今の宇宙飛行士の6割以上が睡眠薬を常用してるんですよ。短期のミッションだと、毎日30分ずつ前倒しして、早寝早起きしながら戻ってこなきゃならないんですが、そんなことを普通にできる人間ってほとんどいませんから、みんな不眠症になっちゃうんですよね」
睡眠にまつわる話は、あまりに日常的すぎて、多岐にわたり、すべてを話題にすることは難しい。様々な話題があるのだが、こういったことの背景には睡眠科学の基礎研究がある。三島さんも、本来的には、基礎研究を主な業務としてきたし、今もそうだ。 三島さんが所属する、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の建物は、設計の段階からある特殊な構造物を組み込んである。所内を案内してもらった際、三島さんは「箱」と表現した。 「実はこの壁からあっち側は、ちょっと大きな箱が入ってるんです」と。 それはドイツ製で、睡眠科学の基礎実験用に導入されたものだ。 「天井部も床も全部シールドされた箱をこの建物を建てるときに入れたんですね。音、電磁波、当然、光が中に入らないようになっています。この前、近くに雷が落ちたんですが、中にいると分からない。この中は部屋がいくつかあって、最大6人の方が同時に脳波や心拍、体温、あと血液採
睡眠というのは、とても日常的な「行動」だ。誰だって特別な事情がない限り、毎日眠る。 あまりに普通のことすぎて、特に気にしていない人は気にしていない。夜、適度な時間に眠たくなってすんなり眠り、朝すっきりと目覚められるなら、まったく気にする必要はないのだ。 ただ、そんな当たり前ともいえる睡眠に、なぜか困難を抱えている人は多いようだ。 慢性的な寝不足とか、充分眠ったのに眠った気がしないとか、寝床に就いてもなかなか眠れないとか、二日酔いとか、様々な睡眠障害とか……睡眠にまつわる悩みは、軽重の差こそあれ、身近なものだ。あなたがかりにいつでも快眠できる幸せな人でも、身の回りは必ず悩みを持っている人がいる。 というのも、厚労省保健福祉動向調査などによると、日本人の5人に1人が睡眠に問題を抱えているという。とするなら、身近な縁者という意味で配偶者・親・子・祖父母くらいの中に必ず1人や2人、そういう人がいる
一般に流布されている「理想の睡眠は8時間」というのは間違いで、それだけ長い間眠ることができるのは、中学生くらいまでだそうだ。その人がまだ眠りを必要としているかどうかは、脳波の測定で分かり、成人後は7時間台、70歳で6時間くらいというのが平均値だ。しかし、日本では、「8時間神話」が根強いのか、眠れないのに眠ろうとする人が多いという。 不眠症について質問した時、三島さんがまず強調したのは、まさにその件だった。 「70歳近くなると、正味6時間くらいしか眠れないというのは、つまりそれで充分ということなんですね。だけど日本の65歳の人は、平均で寝床に9時間もいるんです。だから、3時間は寝床にいても眠れなくて、いったん眠ってもトイレに行った後しばらく起きていたりとか、そういうことを繰り返している。そんなの不眠が悪くなるに決まってるんですね」 眠れないのに寝床に長い時間いるから不眠が悪くなる。 これはど
「学校が死ぬほどつらい子は図書館へ」と神奈川県の鎌倉市立図書館がツイートしたことに対し、市教委が一時削除を検討していたことが分かった。市教委内部からは、ある言葉に引っかかるという意見が出ていたというのだ。 中央図書館の女性司書による2015年8月26日のツイートは、10万件近くもリツイートされる大反響になっている。多くは、感動したといった好意的な声だ。 「死ぬ」の言葉が自殺を誘発すると議論に 一方で、「学校を休んで図書館へいらっしゃい」という表現は、鎌倉市教委の内部で問題になったと一部で報じられた。不登校を助長することにもなって不適切だとの声が出て、ツイートの削除も一時検討されたというものだった。 ところが、市教委の組織内にある図書館の館長にJ-CASTニュースが取材すると、不登校助長というのは誤解で、まったく別の理由から不適切との意見が出たというのだ。 それは、ツイートの中に、「死ぬほど
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