■同じ時刻に眠ることができず、睡眠時間帯が毎日遅れてゆく ■朝早く起きれるときもあれば睡眠リズムが逆転してまったく起きれないときも ■その時々で起きている時間帯が違うため、予定がうまく立てられない ■必死に学校や職場に合わせようとすると、時差ぼけ症状に苦しむ ■頑張りすぎて体調を壊し、ときには慢性疲労症候群(CFS)と診断される 非24時間型睡眠覚醒症候群(non-24・非同調型・自由継続型)は、まだ分かっていない点が多い特殊な睡眠障害です。以前に睡眠相後退症候群について書きましたが、どちらも子どもの慢性疲労症候群(CCFS)に併発しやすい睡眠障害として知られています。 non-24の人の苦しみは並大抵ではありません。non-24が特集されている日経サイエンス2016年1月号の中で、専門医がこう述べていました ボストンにあるベス・イスラエル・ディーコネス医療センターで睡眠科医を務め、概日リ