キヤノンは4月21日、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実)システム「MREAL(エムリアル)」シリーズの新製品として、広視野角モデルのヘッドマウントディスプレイ(HMD)「MREAL X1」を、2022年6月上旬に発売すると発表した。 MREALは、ビデオシースルー方式により、現実世界とCG映像を違和感なく融合。あたかも目の前の現実に3DCGが存在しているかのような臨場感を提供するMRシステムとして展開。製造業大手中心に100社を超える導入実績がある。今回のMREAL X1は表示面積の拡大により検証効率や臨場感の向上を実現。製造業をはじめ、幅広い分野での3D データを活用したDXの推進に貢献するという。