日曜夜、和室から台所へ行こうとしたら、流しの桶の縁になにやらゆっくり移動するものが…。このアパートに引っ越してきて初のG。わたしはコレが小さい頃から大の苦手。流しの前を通過しないと、トイレや洗面所に行けないので、ヤツに気取られぬようこっそり震えながら移動。殺虫剤など何も持っていなかったので、戦うことは考えず、和室の襖を閉めてイヤな汗をかきながら寝る。 翌朝、やはり流しには近づかず、コソコソと準備して出勤。職場で隣の席の子とGにまつわるイヤな思い出話をする。帰り道に、ゴキジェットとキッチンハイター(詰め替え)を購入。しかしやはり対決する勇気が湧かず、翌日に原稿の締め切りも控えていたので、ここで神経をすり減らすわけにはいかないと思い直し、洋間に避難。食事も帰りに買った黒ゴマビスケットで我慢した。 深夜未明、アイツはまだ流しにいたことが判明した。案の定、丸一日ひそんでやがったんだ…。そして殺虫剤
「いやあ、見たなあ! エヴァを!」 というすがすがしい気持ちになった。友人知人たちのなかには「2回見た」「いや、おれは3回」と興奮しすぎるにもほどがある中坊たちが続出したのを受けて、のろのろと出かけていったのだ。とはいえ「序」すら見ていなかったので、金曜ロードショーで前作「序」(しかし日テレでエヴァを見るというのも奇妙な感覚だ)を確認した。 「序」は困ったことにおもしろくはなかった。テレビシリーズのダイジェストみたいで、改めて作る意図さえわからなかった。思えば「エヴァ」というのはDV夫のようなものである。むかしはとってもすばらしい人で、あたしにはすごくやさしかったの。だけどあの人もだんだんおかしくなって、殴る蹴るは当たり前。お金を奪い取るわ、意味のわからない理屈を唱えてからんでくるわで大変だった。「今度こそきちんとやるから。やり直そう」などと何度も甘い言葉をささやいて、けっきょくは「気持ち
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