最近の料理トレンドといえば時短と簡単。だが、時間と手間をかけてこそ到達する究極の味がある。何てことない定番料理が「ここまで美味しくなるのか!」と驚くことだろう。 『究極のボロネーゼ』 8時間かけて作ったハンバーグを、1時間焼いたトマトと合わせて1.5時間煮込む。 『究極のボロネーゼ』は、口いっぱいにほおばって食べていただきたい。 口に含んだ瞬間、旨味と甘みが凝縮されたトマトやタマネギといった野菜たちと牛肉、そして塩豚の旨味が混ざり合った贅沢な調和を楽しめる。 極めつけは、その食感。ひき肉ではなくハンバーグをつぶすことで、パスタと絡み合う濃厚なソースのなかで、ふいにジューシーな肉感と遭遇する。 『究極のボロネーゼ』は、たくさんの“美味しい”が詰まった味と食感の宝箱だ。 ■材料(2人分) 牛肉……400g 牛乳……500ml トマト……6~7個 セロリ……80g タマネギ……1玉 ニンジン……