最近、「プラントハンター」を肩書とする方の行動が物議をかもしているようなので、思い出したこと。 あるとき、話の流れで西畠清順氏の活動を外国人に英語で説明することになり、「彼の職業は plant hunter だそうです」と述べたところ、 「プラントハンター?」 と聞き返されました。 「西畠氏の家業は花や植物の卸問屋ですが、彼自身は世界各地で珍しい植物を見つけてきて売買したり、イベントを行ったりしているようです。16世紀にオランダにチューリップをもたらしたり、18世紀にロンドンのキューガーデンにある植物をもたらしたりしたプラントハンターにちなんでいるみたいです」 と説明しますと、 「それを日本ではポジティブな仕事として受け止めているのか?」 と驚かれました。そこで私から、 「プラントハンターという職業が帝国主義による植民地支配の産物であることは、私自身は多少理解しています。そしてそれが欧米で
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