要件管理が必要な理由についてメモ書き。 #後でまとめる。 要件管理の機能で最も重要と思われる成果物は、要件と機能のトレーサビリティマトリクス(TM)だ。 イメージは、下記の記事の図3 トレーサビリティマトリクス(追跡可能性マトリクス)に相当する。 @IT:みんなが悩む要求管理(8)要求管理ツールの賢い使い方 イメージとしては、上位要件を行、下位要件を列にしたマトリクスを作り、上位要件に紐づく下位要件がある場合、そのセルに印を付ける。 このマトリクスがトレーサビリティマトリクス(TM:追跡可能マトリクス)であり、このTMがあれば、要件に変更が生じた場合、下位要件、更にはそれに紐づくテストケースの影響範囲が一目瞭然になる。 上記の図にある「サスペクトリンク」は、そういう機能だ。 実際の開発では、要求仕様と基本仕様、基本仕様と機能仕様のように、隣り合う要件ドキュメント(フェースタイプテーブTbl