ソフトバンクグループがグループ全体で400人規模のエンジニアを積極採用する。中でも日本企業のアジア進出に伴うグローバルICT構築需要の増大で、法人向けICTサービスが好調なソフトバンクテレコムのエンジニア採用について聞いた。 ソフトバンクテレコムが今、注力しているのは、日本企業のアジア進出に伴うグローバルICTのサポートだ。昨年9月には、韓国KT社とデータセンター事業で合弁会社を設立。東日本大震災後の急増するデータセンター需要および国内電力需給状況に応えるとともに、国内の広域災害に対するバックアップ体制を強化することを主な目的としたものだ。すでに慶尚南道金海市に「プサンデータセンター」が竣工しており、今年2月からサービスを開始している。 中国では、大手ITサービスプロバイダーGDS Service Ltd.(北京)と提携して、日系企業向けのクラウドサービスを中国各地で5月から始める予定だ。