国内外の漫画家約400人が参加して11月7~11日に米子市で開かれる「国際マンガサミット鳥取大会」のボランティア希望者が25日現在で14人と、目標の延べ500人を大幅に下回っている。サミット実施本部は期間中、約3万人の来場者を見込んでおり、現状では運営に支障が出ると懸念されている。(野口英彦) サミットのボランティアは、英語や韓国語、中国語などの通訳と、交通整理などの一般業務の2種類がある。サミットボランティアセンターでは、1日当たり通訳20人、一般業務80人が必要とみて5日間で延べ500人を募集している。 今月7日から、市町村の役場や図書館などにチラシを置いたり、まんが王国のホームページで告知したりして応募を呼び掛けているが、応募者は通訳6人、一般業務8人にとどまっている。同センターの担当者は「開催まで4か月余りあるが、目標に達するかどうか全く見通しが立たない状態」と気をもむ。 伸び悩ん