『天国大魔境』無料イベントを記念して、鶴田謙二×石黒正数の対談を特別再掲載!「アフタヌーン」で数多くの才能を輩出してきた“新人の登竜門”、四季賞とは何なのか? ※この対談は「アフタヌーン」2016年5月号に掲載されたものを再掲載しています。 鶴田キャラを人として溺愛しています……!! ——お2人はお会いするのは4回目だとか。まずはお互いの第一印象を教えてもらえますか? 鶴田謙二(以下、鶴田) 石黒さんと出会ったのはね、僕が「単行本にサインください」ってせがんだのがキッカケなんですよ。08年作品の『ネムルバカ』だから8年前かな。読んだらすごく気に入っちゃって。編集者を通じてお願いしたんです。僕、そういうこと滅多にしないんですけどね。 石黒正数(以下、石黒) 人生で一番緊張しながらサインしました(苦笑)。同時期に同じ雑誌(月刊COMICリュウ)で描いていたとはいえ、「まさか鶴田さんが……」って