タグ

ブックマーク / ncode.syosetu.com (11)

  • ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」

    はじめに言っておきますが、「中世ヨーロッパの収穫率(播種量→収穫量の倍率)が3倍程度だった」というのは資料上確かな事実であり、これ自体を否定する気は一切ありません。 しかしながらここから「ヨーロッパの農民は常に少ない収穫に苦しんでいた」だとか、「30倍にもなる稲は麦より優れた作物だ」なんて話に進んでいくのを見ると、それはちょっとおかしいぞと思います。 今回はそうした状況を生じる要因について見ていきながら、この数字のトリックを暴いていきたいと思います。 ■灌漑に関する話 農業の大きな区分として「天水農業」と「灌漑農業」があります。 これらは作物に対する水の供給方法の違いであり、前者は基的に降雨からのみ、後者は河川等から人為的に引き込む方法をとります。 日がどちらかといえば完全に後者が多く、代表的なのは言うまでもなく水田稲作でしょう。 また学校教育の世界史なんかでも、文明成立=灌漑農業とし

    ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」
    peketamin
    peketamin 2021/04/05
  • 大相撲令嬢 ~聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい~【書籍発売中】

    大相撲令嬢シリーズ 大相撲令嬢 ~聖女に平手打ちをらった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい~【書籍発売中】 「この僕、アリアカ王国第一王子ジョナスとフローチェ・ホッベマー侯爵令嬢との婚約は、現時点をもって破棄させていだたく!」 悪役令嬢の汚名を着せられたフローチェは、光の聖女ヤロミーラ・シュチャストナーに平手打ちをらってしまう。 だが、その瞬間、彼女の脳裏に、大学女子相撲部であった前世の記憶と、相撲魂が蘇った。 ついでに、この世界が息抜きにやっていた乙女ゲーム「光と闇の輪舞曲」である事も思い出した。 王宮でおこなわれた魔法学園卒業パーティーの会場で、光の聖女ヤロミーラが率いるイケメン軍団と、相撲を自在に操るフローチェとの戦いが始まる。 んで、捨て王子は地下牢で拾う。 王宮は大変な事になる。 皆様の応援で書籍化する。

    大相撲令嬢 ~聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい~【書籍発売中】
    peketamin
    peketamin 2020/10/18
  • ミリオタでなくても軍事がわかる講座 - 戦闘の原則まとめ・「戦闘ドクトリン」って何?

    さて、これまで九つの戦闘の原則を紹介しましたが、これは第一次大戦後、イギリス陸軍に勤務し、戦車戦術の先駆者だったチャールズ・フラーが、大戦での経験と古今東西の戦術を研究しまとめた「野外要務令」に初登場します。これを知ったアメリカ軍が応用、自分たちの教範「オペレーションズ」に採用したものが現在九原則と言われるものです。 この九原則は第二次大戦後、米軍の強さを知った主要な各国軍が自分たちの教範に取り入れ、基原則としています。 東西冷戦と呼ばれた時代自由主義・共産主義両陣営の軍で同じ戦闘原則を旨としていた、なんてちょっと面白いと言ったら不謹慎でしょうか。 しかし、お国柄は軍隊にもあるのは当然で、この九原則のどこに重きを置いているのかで特色が出て来ます。 アメリカは「集中の原則」を発展させた「物量の原則」が、 家イギリスは九原則の他に「作戦の原則」が、 ソビエト連邦は「殲滅の原則」が教範に出て

    ミリオタでなくても軍事がわかる講座 - 戦闘の原則まとめ・「戦闘ドクトリン」って何?
    peketamin
    peketamin 2019/04/28
    "クラウゼヴィッツは「戦争とは三位一体である」と説きました。  それを解釈すれば、一は国民、二は軍隊、三は政府、と言い換える事も出来ます。そのどれか一つが劣れば戦争に負ける"
  • なろう批判を批判する!  〜昨今のなろう批判ブームに対し、なろうを大して知らねーで語ってんじゃねーよ!!と思った古参が、にわか向けに、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜

    テンプレ!チート!ハーレム!転生!異世界!山のような地雷と、一握りの宝石!なんなんだこの魔境はぁ? テンプレ的な話と、安易でレベルの低いアイディアや展開ばかり!しかもこれがウケるだって? 全く「小説家になろう」ってのは、実に浅くて、甘くて、レベルの低い作者の集まりだな…… こんなんがウケるようじゃあ、小説の未来もオワリだな!w ……ってちょっと待った!なんですか!その「浅い」上に「安易」な批判は!!! そんなにわか知識で語ってんじゃねーよ!つーか、にわかなら全然ましで、全く知らねえ見もしねえで、適当な脳内イメージでなろう語ってんじゃねーよ!っていう勢いのもと、なろうが出来る前から、ネット小説界隈に生息している「古参」だか「老害」だかの筆者が書き上げたエッセイです。 とってつけたようにテンプレの批判ばっかしやがって。その批判こそが「テンプレ」だっつーの! なろう作者は知識が浅いからテンプレし

    peketamin
    peketamin 2018/05/02
  • 神戸製鋼の件でいい機会だし、アルミについて見直すべきことを主張してみたいと思う。

    最初に一言言っておく。 私はアルミ合金が嫌いだ。 正確には「適材適所で用いられていないアルミ合金」という存在が大嫌いだ。 つまり「適材適所に用いたアルミ合金」は大好きだ。 アルミ合金の歴史は意外にも古い。 日国では後2年でアルミ合金生産から100年目を向かえる。 純粋なアルミ製品であればもっと古い。 ところで、私が毎月読んでいる技術雑誌があるなかに興味深い記述があった。 「工業材料」とか「塗装技術」とか日刊工業新聞が発刊しているものだ。 これは昭和30年以前から発刊しているが、それの昭和62年ごろの記述だ。 「昨今のアルミ合金の特性を省みない多用には警笛を鳴らしたい」という話。 この雑誌においては当時まだ実用段階ではなかった様々な素材について取り上げられ、過去の話を見るだけでも様々な発見がある。 特に特定の材料にだけ焦点を当てて過去から現在まで見ると、どうして実現にまで至ったのかが見られ

    神戸製鋼の件でいい機会だし、アルミについて見直すべきことを主張してみたいと思う。
    peketamin
    peketamin 2017/10/23
  • ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった

    冷戦において最も激しく行われたのはミサイルの開発競争であったが、 このミサイル開発競争のために行われた宇宙開発における米ソの戦いは凄まじいものであった。 結果的に米国の勝利によって現在に至る……などといわれていたのは2000年前半まで。 2010年代においてロシアが大量に公開しはじめた宇宙技術関係の特許技術により、米ソの評価は完全に覆ってしまった。 公開されたデータによる最新の評価は「技術力のソ連」「金にモノを言わせてゴリ押しで結果だけ残した米国」というのが現状では極めて正しい評価である。 今回の小説内では米ソの技術力の差がいかほどにあって、どういう状況が生まれたかについて触れてみたい。 短編なのでそんなに話数は増えないはずであるが…… ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術 2017/10/03 22:00(改) 少佐!減速できません!助けてください!……え?ソ

    ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった
    peketamin
    peketamin 2017/10/08
  • ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった - ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術

    宇宙におけるある事柄について、とくに強く訴えた宇宙飛行士がいる。 その男の名はジム・ラヴェル。 とある宇宙飛行と、ある映画の大ヒットによって非常に有名になった男である。 この名前が出ると恐らく普通の人間なら「もっと宇宙飛行は安全性を考慮すべきだ!」と思うかもしれない。 しかしラヴェル船長はアポロ13号にて帰還した会見にて最も困難だったことについて触れているが、それはアポロ13号が戻ってくるかどうかよりも彼にとって重要な事柄だった。 これは彼が3度も遭遇した受難の記録であり、彼の自伝を読むと何度もその件について触れている記録。 ではまず、アポロ13号からはすこし時を戻す。 1961年。 公式記録上、人類が初めて空を飛んだ日。 この日を境にして人は地球の外を飛ぶようになる。 米国は自国の遅れから大急ぎで宇宙船を急造して飛ばすが、ハッキリ言えばマーキュリー計画とは核弾頭の代わりに人を核ミサイルに

    ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった - ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術
    peketamin
    peketamin 2017/10/07
  • 序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)

    息子へ。 母です。お元気ですか。 あなたが異世界に行ってから、もう2年が経ちました。 そちらは住み良い世界ですか? 今も冒険の旅の途中ですか? ちゃんと幸せに暮らしていますか? ……皆さんは、ご存知だろうか? 世に発表されている『異世界転生・転移もの』のライトノベルのうち、実に七割以上が、 “交通事故で我が子を失った母親” の手によって書かれているということを。 そんな小説を読む皆さんのための、序文(全異世界ラノベ共通仕様)です。

    序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)
    peketamin
    peketamin 2017/08/03
  • 幻想再帰のアリュージョニスト

    2-1 氷血のコルセスカ 2014/04/03 17:00(改) 2-2 転生者(ゼノグラシア) 2014/07/13 11:13(改) 幕間 『悪夢』 2014/04/04 17:00(改) 2-3 魔女と狂犬 2014/04/05 17:00(改) 2-4 六淫操手 2014/07/13 11:16(改) 2-5 王獣カッサリオ 2014/07/13 11:17(改) 2-6 がらくたなんかじゃない 2014/07/13 11:17(改) 2-7 炎は黄金を証明する 2014/07/13 11:18(改) 2-8 その視座の名はゆらぎの神話 2014/04/06 17:00(改) 2-9 シェイドラン 2014/04/07 23:00(改) 2-10 春の魔女 2014/07/13 11:20(改) 2-11 欠落と渇望 2014/07/13 11:20(改) 幕間 『前夜』 2014

    幻想再帰のアリュージョニスト
  • 親戚の小学生の算数の文章題がおかしい

    一人暮らしの我が家に、久しぶりに近所に住んでいる親戚の小学生が遊びに来た。 「久しぶりやで!」 と、何に影響されたかわからないが、少年は似非関西弁で挨拶をした。 お菓子でも出そうと台所でごそごそしている間に、感心なことに少年は机の上に宿題を広げていた。 なんて真面目な子だろうか。 俺の子供の頃とは大違いだ。 「ん? 算数のテストか?」 「うん。間違えたところをもう一度やり直してださないと行けないんだ。でも、この問題わからないから教えて」 「え、マジか」 いくら昔勉強が不得意だったとしても、小学生の算数問題くらいは解けないこともない。 しかし、教えるとなるとこれがまた難しい。 四苦八苦しながら、なんとか聞かれた問題を解かせる。 「ふぅ、終わった……」 「見なおしたぜ!」 偉そうに親指を立てる小学生。 生意気な。 「意外と教えるのが面倒な問題だったな……」 他の問題はどういうレベルなのだろうか

    親戚の小学生の算数の文章題がおかしい
  • グッバイ、江戸しぐさ

    はじめに 2014/04/26 13:53(改) 1、そもそも江戸しぐさとは何か 2014/04/26 13:55(改) 2、「傘かしげ」にみる定義からの矛盾 2014/04/26 13:56(改) 3、江戸っぽくない江戸しぐさ 2014/04/26 13:57(改) 4、江戸商人に哲学なんてあったのか 2014/04/26 13:59(改) 5、江戸しぐさは現代的価値のある「哲学」なのか? 2014/04/26 14:01(改) 補足・ないしは蛇足「なぜ江戸しぐさは受け入れられたのか」 2014/04/26 14:03(改) 参考文献・サイト 2014/04/26 19:38(改) +注意+ 特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。 特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。 作者以外の方

    グッバイ、江戸しぐさ
    peketamin
    peketamin 2014/04/27
  • 1