突然のキスにはどう対応すればいいのか｜林伸次
代々木公園でお花見をした人たちが渋谷駅にぞろぞろと帰るのですが、いわゆる「ふたりだけこっそりお花見から抜けてきた」って感じの男女っていますよね。 先日、いかにもそんな「こっそり抜けてきた」って感じの３０代前半の男女がbar bossa近くの裏道を歩いてたんです。 時間は１２時過ぎくらいでしょうか。男性はIT系かなって感じでニューバランスとか履いてそうなカジュアルな印象で、女性はなんか営業職なんだろうなって感じでスーツなんです。 ２人、普通に歩いているのですが、ちょっと距離もあって、もちろん手は繋いでいないし、女性も背筋はちゃんとしているし、なんだろう、もう僕の勝手な想像としては、すごくたくさんの人数でお花見で飲んでいたんだけど、女性が終電で帰らなきゃいけないから、男性が「あ、じゃあ俺も同じ方向なんで送っていきます」って立ち上がったって感じでしょうか。 いや、ほんと、普通に距離を置いて歩いて
知らない異性１０人と出会って話す会、次回の募集｜林伸次｜note
「知らない異性１０人と出会って話す会」を１１月１１日に行います。 時間は昼の２時から４時半までです。 未婚の男性１０人女性１０人に集まっていただいて、みなさん１０分づつ、会話をしていただきます。 みなさんにこんな２０センチ×２０センチの紙をご持参していただきます。 大体２０個くらい、出身地とか職業とか血液型とか今夢中になっていることとか好きな映画とか、好きな作家とかそういうものを書いてきて下さい。 そして初対面の男性と女性が向かい合った時、「あれ？ ヨガやられてるんですか？ あれってどうですか？」とかって感じで会話のきっかけにしていただきます。 そして１人１０分ですので、１００分、途中休憩やおつまみを食べたりお酒を飲んだりもするので、約２時間、１０人の人と出会っていただきます。 そして、僕があらかじめ用紙を渡しますので、そこに当日「気になった人の名前」を「１人～５人まで」記入していただきま
リニューアルして卒業させる勇気｜林伸次
「飲食店の寿命は６年」という説があるんですね。 パンケーキでも、立ち飲みバルでも、スープカレーでもなんでも良いのですが、「え！ それ面白そう！ 行ってみよう！」って思われて、みんなが通ってくれるのって６年くらいが限度なんです。 まあ６年くらい経ってしまえば、「ああ、そういうの流行ってたよね。なんか懐かしいなあ」って気持ちになるんです。 それで大手の飲食の会社では、大体そのくらいでお金がまわるように計算して、「じゃあ次は○○海産かな」とか「○○農場とかどうかな」とかって感じで、お店を潰しては新しくしてっていうのを繰り返すんですね。 僕たちのような小さいお店は、資金的な余裕もないし、例えばフレンチでしか修行をしていないので、突然和食をやろうなんてことも出来なくて、まああまり潰して新しいお店を、なんてことは出来ません。 それでまあ、ちょっとづつ「売り上げ」が減って、「まあここらで閉めようか」って
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