C言語ではじめる音のプログラミング―サウンドエフェクトの信号処理 ページ33 で取り上げられているサイン波を vDSP(vectorized digital signal processing) ライブラリを使用して、FFTにより振幅スペクトルを求める(ここでは簡単のために窓関数を用いずにFFTを実行する)。 サイン波は次式のように表せられる。 x(n) = Amp * sin(2 * PI * f0 * n / fs), (0<=n<N) ここで、Ampは振幅、f0は基本周波数、fsは標本化周波数、nは標本化数。 FFTを実行する音データとして、以下の値をとるサイン波を考える。 振幅(Amp) 0.25 基本周波数(f0) 250 Hz 標本化周波数(fs) 8k Hz 標本化数(n) 64 このとき、サイン波は次のようになる。 x(n) = 0.25 * sin(PI * n / 16